ロブ・マウンジーをアレンジャーに迎え、ニューヨークの一流奏者とレコーディングしたラブ・ソング集。グルーヴ感のある演奏にのせてパワフルに歌う「サニー」、グラント・スチュワートのテナーがムーディに絡む「ドント・ノウ・ホワイ」、MISIAのヒット曲を英語詞でカヴァーした「エヴリシング」など聴きどころは多彩。
ソウルフルでブルース・フィーリングあふれる演奏で定評のあるベテラン・ピアニスト、マンスの2004年作品。ジャズの有名スタンダードをはじめ、彼の代名詞というべき名曲「ジュビレーション」の再演もあり、入門者からベテランまで気軽に楽しめる作品に仕上がっている。
ニューハードで大活躍したベテラン・アルト奏者、白井淳夫のデビュー・アルバム。絶妙のスウィング感、研ぎすまされた美しい音色……。いつまでも、不思議と耳に残る。また、菅野義孝のギター、控えめなバックが作品をより好印象なものに仕上げている。
モンク・コンペの優勝者でもあるローゼンタールの、『王様と私』に続くヴィーナス第2弾は、長年伴奏をつとめる人気歌手ヘレン・メリルの愛唱曲集。おなじみのスタンダードに洗練されたアレンジを施し、スウィング感あふれるトリオ演奏を聴かせる。
カラフルなポップ・ミュージックを提供する彼のメジャー2枚目のフル。斉藤和義の「歩いて帰ろう」をサンプリングした「マイ★フレンド」で始まり、「夏の手紙」や「ワスレナイ...。」などシングルのスマッシュ・ヒット曲を収録。さまざまな実験的アプローチを駆使しながら最後は笑顔になれるポジティヴ・ナンバーが揃った。
女性ジャズ・シンガー、中島紅音のサード・アルバム。ジャズ系の有名スタンダードを歌った。4ビート・ジャズとは異なり、実にさまざまなサウンドで歌っている。フュージョン主体で、クラブ・ミュージックのテイストを含んだ編曲と演奏だ。ヴォーカルはハスキー&キュート。
ダンサー御用達のファッション・ブランド“CHEER”とコラボレーションしたラバーズ・レゲエ・コンピレーション。ヴィブラフォンが最高に気持ちいいTOKIE(Dry&Heavy)& The Carib Rocksの「TEAR OF SPARROW」は玄人も唸るメロウ・チューン。モチ歌モノもスウィートで◎。
アンディ・フェアウェザー・ロウが率いたバンド、エーメン・コーナーが解散直前にリリースしたライヴ・アルバム。アンディのエネルギッシュなヴォーカルとダイナミックなサウンドを、当時の熱気とあわせてパッケージした一枚。
クラプトン・バンドでも活躍するアンディ・フェアウェザー・ロウが在籍したエーメン・コーナーの1969年作品。全英1位を記録したヒット・シングル「BEND ME、SHAPE ME」ほか、魅力あふれる楽曲を多数収録。
若いギャルの甲高い声でもなく、熟女のハスキー声でもない、ちょうどいい色香の漂う歌声。ボサ・ノヴァやジャズをひっくるめて歌謡曲と呼びたい曲の数々。なんでも現在、歌手活動と並行して銀座でOLをしているそうで、綴られる女心や描く風景は限りなくリアル。
通算10枚目となる2010年作品。遠藤征志の流麗なバッキングに後押しされ、まろやかな歌声を聴かせる大橋美加。冒頭曲はチェット・ベイカーで知られるミディム・ナンバー。
日本での活動を再開したビビアン・スーのアルバム。シングル曲「Beautiful Day」「NICE AND NAUGHTY」のほか、彼女が参加していたブラックビスケッツのセルフ・カヴァー「タイミング」も収録。懐かしさと新しさを感じる一枚だ。
最高の音で楽しむために!