科学・技術や医学の世界と社会との架け橋である科学ジャーナリズムの“素顔”を描く。取材から書き方、歪曲や誇張がなぜ生じるか、倫理や制約まで、幅広く問題を摘出。
華やかな鹿鳴館舞踏会の背後で進む生活苦-秩父事件を頂点に爆発する革命志士と困窮民。近代化に哄笑とアイロニーが交錯する喧噪の巻。ナマの報道で読むドキュメント「明治」。
なぜテレビは歯止めのない「権力」になったのか。なぜ視聴者はテレビを変えられないのか。37年間放送界にあった著者が、その真因を明らかにした迫真のドキュメント。
自然・社会・人文科学の分断をこえて脱冷戦の世界史的現実に応えうる社会科学の構造変革を提言するウォーラーステイン、プリゴジンらによる新社会科学宣言。複雑系マイノリティ等を視野におさめ多元主義的普遍主義をめざす画期作。
資本主義世界経済の第二の大拡大期を描き切る。ウォーラーステインのライフワーク第3巻の全訳。
ケイさんとクリスさんが詳しく教えるアメリカ式デートのしかた、海外旅行で英語を話すには、スペリング会得術、食べてテストに強くなる秘法、アメリカの書店事情、英語学習のニューテクニック紹介…ほか50話。
あなたのネット・ライフをバージョン・アップ!ビギナーからヘビー・ユーザーまでがうなる体験的インターネット活用の「ツボ」を明快解説。「使える」インターネット・サイトを厳選して評価・紹介!「情報の宝庫」への水先案内。
裁判の傍聴方法がわかる。認否、不同意、冒頭陳述、告発など、ニュースに登場する裁判用語がわかる。暴行罪と傷害罪の違いなど、罪名の考え方がわかる。
地球環境、エスニシティ、ジェンダーなど、近代資本主義の構造的諸問題の探究と来世紀以降の社会像の具体化を図る、21世紀への知、ユートピスティクスの樹立宣言。
歴史はもとより、行政、経済、文学、ジャーナリズム、政治…各分野の第一線でいま活躍する50人の多彩な執筆陣が、今世紀最高の歴史書『地中海』の魅力を余すところなく浮き彫りにする。アカデミズムにとどまらず、各界の「現場」で21世紀を切り開くための知恵に満ちた『地中海』の全体像が見渡せる待望の一書。
もしもムースにマフィンをあげると、ジャムもつけて、ときっという。そこで、おかあさんの手作りのクロイチゴのジャムをだしてやることになる。ぺろりとたいらげると、こんどは、もうひとつ、というよ。そして、もうひとつ。さらに、もうひとつ。そのうち、マフィンはすっかりなくなっちゃう。でも、きっと、もっと、というね。
イスラム原理主義はなぜジハードを叫ぶのか!イスラム原理主義はどんな思想なのか、なぜ欧米を敵とするのか。今起こっているイスラム紛争の背景を、ニュースと基礎知識(宗教・生活・経済)から完全解説。
欧州各都市を結んで米国へ、ヒトラーのオーストリア併合直後の生々しい情況を放送して以来、CBS記者エド・マローは、ロンドン空襲の実況などの衝撃的な報道を行ない、戦後、TV時代に入っても、マッカーシーとの直接対決といった全米を揺るがす番組を作り続けた。本書は、彼がやがてTVの大衆化とともに経営陣と対立し、孤立した末に放送界を去り、失意の死を遂げるまでを辿り、放送ジャーナリズムが持つ本質を抉る評伝である。
’90年代、湾岸戦争から阪神大震災やオウム真理教事件を経てペルーでの人質事件に至るまでの、現代日本を描くに不可欠な出来事を、当代きってのノンフィクション作家が徹底的にルポルタージュした作品集。各章毎に叙述法を変え、前後で共鳴しあうよう意図されており、ノンフィクション方法論の集成でもあり、画期的ルポといえる。