映画はいいなあ、となにげなくしみじみと思ってしまう音楽が詰まっている。そういう音楽だから当然とはいえ、大きな背景の音像と細やかな手前の楽器たちの動きとの綾なす色彩にうっとり。美しくせつない、せつなく美しい。未収録だった音源も増補。
映画音楽の巨匠が作った数多くの作品の中から日本で人気の高い曲を集めたコンピレーション。きらびやかなオーケストレーションの(1)、ノスタルジックで感傷的な(5)、マカロニ・ウェスタンのイメージを音でストレートに伝える(12)など、楽想の幅広さが才能を物語る。
ロングランの新記録を樹立した大ヒット作のサントラ。演出にもう少し円熟味がほしいと思われる部分を、E.モリコーネのスコアが見事にカヴァーしている。ピアノとストリングスを基調とするメロディラインは、まさに円熟の境地。豊かな情感に満ちた名盤です。
スクリーンを彩る名曲の数々を、世界のテノールが華麗に歌い上げる。
イギリスの人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴッド・タレント』の第1回優勝者にして、一大旋風を世界各国で巻き起こしたポール・ポッツ。
デビュー・アルバム『ワン・チャンス』は、全英アルバム・チャートで3週連続NO.1に輝いたのをはじめ、14ヶ国でNO.1を獲得、全世界で400万枚の大ヒットを記録しました。日本でも龍角散のTV-CMに出演し、早くから大きな注目を集め、まさに“男性版シンデレラ・ストーリー”を実現させたオペラ歌手です。今回は、古今東西の名画を彩った映画音楽の数々を厳選、その黄金のテノールで見事に歌い上げています。プロデュースには、セリーヌ・ディオン、ホイットニー・ヒューストン、キャサリン・ジェンキンスなど錚々たるスーパースターをはじめ、「アバター」や「タイタニック」などの映画音楽のプロデュースなども多数手がける敏腕プロデューサー、サイモン・フラングレンを迎え、充実した内容のアルバムが完成しました。日本盤ボーナス・トラックは、フィギュア・スケートで注目を集めたニーノ・ロータの「道」(フェリーニ監督作品)に加え、大ヒット映画「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」の劇中で使用されたリストの「ファウスト交響曲」も特別収録!
【ポール・ポッツからのコメント】
初めて「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出演してからのこの数年間は素晴らしいものでした。私のアルバムはどれもあの経験があったからこそ存在するものです。
ずっとあり得ないと思っていたあの最初のチャンスを与えてくれた、サイモン・コーウェル、ピアーズ・モーガン、アマンダ・ホールデンに感謝します。いまや3枚目のアルバムを手にしていることには、私を忠実に応援し続けてくれた素晴らしいファンのみなさんに感謝しなければなりません。心からありがとうございます。あなた方なしにはこれらの奇跡は起こりません!
「ニュー・シネマ・パラダイス」の制作は好きだからこそ取り組めたものでした。サイモン・コーウェル、ジョン・ベイリー、ニック・サーヴォナロの尽力と素晴らしい才能に感謝します。JJステレオのみなさんの様々な力添えにも。友人にして師であるイーヴィ・バーネットや、モデスト!マネージメントのリチャード・グリフィス、ハリー・マギー、ヴィビカ・オールドにも感謝します。
最後になりますが私にとっては大切な妻ジュリー・アンの愛情、辛抱強さ、応援に感謝します。君がいなければこの作品は生まれなかったよ!
リラクシング・ミュージックを集めた人気コンピレーション『image』シリーズのベスト盤。既発の7枚の作品から、ヨーヨー・マや宮本笑里らの人気曲を厳選した充実作となっている。
Disc1
1 : Nuovo Cinema Paradiso (Titoli)
2 : Maturita
3 : Tema D'Amore
4 : Infanzia E Maturita
5 : Ripensandola
6 : Cinema In Fiamme (Extended Version)
7 : Tema D'Amore
8 : Toto E Alfredo
9 : Dopo Il Crollo (Extended Version)
10 : Tema D'Amore Per Nata
11 : Visita Al Cinema
12 : Prima Gioventu
13 : Quattro Interludi
14 : Fuga, Ricercare E Ritorno
15 : Dal Sex Appeal Al Primo Fellini
16 : Tema D'Amore
17 : Proiezione A Due
18 : Toto E Alfredo
19 : Tema Della Bicicletta
20 : Visita Al Cinema
21 : Maturita
22 : Per Elena
23 : Nuovo Cinema Paradiso
Powered by HMV
ちょっと湿り気味の美声と、誇張のない歌がチャーミング。クラシカルな品格も高く、音域こそ違うが、キャスリーン・バトルを思い出す。録音ディレクションには本人も参加し、オーケストラと声の別録りによって十分なゴージャス感を確保。現代的な感性が光っている。★