父のいない少年トトに温もりを与えたのは、老映画技師のアルフレードだった。彼の勧めで町を飛び出したトトは成長し、30年後に故郷へ戻るが……。映画の素晴らしさを存分に味わえる珠玉の名作。
「愛」が付くクラシックの名曲を集めたコンピレーション・アルバム。なかには悲しい歌もあるが、いずれもそのメロディは美しいものばかりだ。演奏者も一流で、ジャケットも愛らしい。
エラ、サラ、カーメンの後継者本命、3年ぶり待望のサード作。スキャットを駆使したアップ・テンポと情感豊かなスローの使い分け、緩急の妙が絶品。イタリア人ならではの「エスターテ」も素晴らしい。ジェームス・ムーディとロイ・ハーグローヴがゲスト参加。推薦。★
2008年にレコード・デビュー10周年を迎えたジャズ・ヴァイオリンのパイオニアが、レギュラー・カルテットとヨーロピアン・テイストのナンバーを優雅に演奏。ゆったりとしたテンポでのびやかに歌うヴァイオリン。その艶やかでふくよかな音色が極上の時間を約束する。
リラクシング・ミュージックを集めた人気コンピレーション『image』シリーズのベスト盤。既発の7枚の作品から、ヨーヨー・マや宮本笑里らの人気曲を厳選した充実作となっている。
全員が音楽大出身のクラシック畑、ヴァイオリン2本、ピアノからなるインスト・ユニット、TSUKEMENのデビュー作。三人ともに20代という若さゆえか、『ファイナル・ファンタジー』の挿入曲をはじめ選曲も斬新。チック・コリア、モリコーネなどのカヴァーもモダンにこなす。
EMIミュージック・ジャパンによるコンピレーション盤。ディスク1には2008年までの最新ジャズを収録。ディスク2はブルーノート・レーベルから往年のストレートアヘッド・ジャズの代表曲をセレクト。伝統ジャズから現在の流れまで幅広く網羅。
故本田美奈子が病床でヴォイス・レコーダーに吹き込んだ、文字どおりのラスト・ライヴ盤。この際、音質や表現力云々は問題ではない。唄うことへの執念というか、もう一度、ステージに立ちたいと願う歌手の業(ごう)の凄まじさを突きつけられて言葉もない。
東京芸大の同窓生によって2005年に結成。2年間の準備期間を経て、2008年5月に衝撃的なデビューを飾った彼ら。サクソフォンの表現力を駆使した、磨き上げたアンサンブルにまず耳を奪われる。現代的なクールな感覚と柔軟な感性に裏打ちされた、音楽性の豊かな演奏だ。
映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネ。チェロの天才ヨーヨー・マとの出会いは2001年アカデミー賞受賞式で映画『グリーン・デスティニー』(アカデミー賞作曲賞受賞作品)のテーマをヨーヨー・マがライヴ演奏した時でした。一世を風靡したマカロニ・ウエスタンとのヒット作から 『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』等々、人々の心に残る思い出のシーンを彩った数々の名旋律が、モリコーネ指揮のもとヨーヨー・マのチェロにより紡がれてゆきます…。日本盤ボーナストラックとして2曲収録しています。
ヴァイオリニスト古澤巌による、ベスト・クラシック100の為にコンピレーションされた、待望の最新ベスト・アルバム!!ピース・ライトCM曲「ショーロ・インディゴ」、カフェ・グレコCM曲「マドリガル」他、古澤自身の選曲による貴重な1枚です。タイトル通りロマンス溢れる楽曲を中心に、情緒溢れるあのヴァイオリンの音色が響き渡ります。
ヴァイオリニスト古澤巌、10枚目のオリジナルアルバム。ギターデュオの世界的アーティスト、アサド兄弟とのコラボレーションによって映画音楽集を取り上げた、ファン待望のアルバムです。クオリティの高い音づくりながら、多くのリスナーの心をとらえられるアルバムです。