東京芸大の同窓生によって2005年に結成。2年間の準備期間を経て、2008年5月に衝撃的なデビューを飾った彼ら。サクソフォンの表現力を駆使した、磨き上げたアンサンブルにまず耳を奪われる。現代的なクールな感覚と柔軟な感性に裏打ちされた、音楽性の豊かな演奏だ。
デビュー10周年を迎えレーベルも移籍し、満を持してのリリースは逆に肩の力が抜けたアルバムとなった。タイトルは「ボーダーレスでなく、境界線を意識して飛び越える」という思いからだという。揺るぎない雅楽の音色があるからこそ、何でもできる。彼の新たな出発点だ。
ともにミズーリ州出身という2人。すでに何度か共演はしているものの、ベースとギターのシンプルなデュオというのは今回が初めて。どことなく哀愁を帯びたセンチメンタルな楽曲がズラリと並んでおり、彼らの音楽的背景を知る上でも興味深い1枚だ。
最高の音で楽しむために!
大好評の「yours」シリーズ4作から選りすぐりの名曲12曲をセレクト。
加えて「上を向いて歩こう」(「OPERA?」より)と新録2 曲収録予定。高品質CD(Blu-spec CD2)でお楽しみください。
<収録内容>
01.遥かなる影 原題:(The Long To Be)Close to You
02. ニューシネマパラダイス 原題:Nuovo Cinema Paradiso
03.ウィアー・オール・アローン 原題:We're all alone
04.イエスタデイ・ワンス・モア 原題:Yersterday once more
05.亜麻色の髪の乙女 原題:La Fille aux Cheveux de Lin
06.誰も寝てはならぬ 原題:Nessun dorma (オペラ《トゥーランドット》より)
07.ホワット・ア・ワンダフル・ワールド 原題:What a wonderful world
08.ユー・レイズ・ミー・アップ 原題:You raise me up
09.アヴェ・マリア 原題:Ave Maria
10.悲愴 原題:Klaviersonate Nr. 8 c-Moll "Grande Sonate pathétique"
(ピアノ・ソナタ第8番《悲愴》~第2楽章より)
11.明日に架ける橋 原題:Bridge Over Troubled Water
12.シー She
13.上を向いて歩こう
14.ふるさと ※新録音
15.夏の思い出 ※新録音