ヒトラーの護衛に過ぎなかった親衛隊は、ナチ政権発足後、党や全国の警察組織を掌握。強制収容所を創り敵対勢力を弾圧する。第2次世界大戦開始後は行動部隊、アウシュヴィッツなどの絶滅収容所を起動しユダヤ人の大量殺戮を主導、80万人の巨大な軍事組織・武装親衛隊も併せ持った。本書は、ヒトラーに最も忠実な「エリート」たちの選抜から、ホロコーストの実行、カルト的信仰、戦後の姿までその全貌を描く。
バスていくん、どこにいくの?おなじところに立っていることにあきあきしてしまったバスていくん。よそへ行ってみることにしました。
おどろきのルプー秘蔵音源、第4弾!
「DOREMI」レーベルのラドゥ・ルプーの秘蔵ライヴ・シリーズ第4集。ドラティ、ゴールドベルクとのモーツァルトから、コープランドのソナタなんて珍しいものまで。(輸入元情報)
【収録情報】
● モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414
アンタル・ドラティ指揮、クリーヴランド管弦楽団
録音:1977年4月7日 クリーヴランド
● モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304
シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)
録音:1974年1月13日 ロンドン、クイーン・エリザベス・ホール
● コープランド:ピアノ・ソナタ
録音:1972年1月18日 モルティングス・コンサート・ホール(第25回オールドバラ音楽祭)
● バルトーク:組曲『戸外にて』 Sz.81
● ブラームス:6つの小品 Op.118
● シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
● ブラームス:3 つの間奏曲 Op.117より第1曲、第2曲
録音:1974年2月16日 ニューヨーク、ハンターカレッジ
ラドゥ・ルプー(ピアノ)
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イギリスの古楽と20世紀をつなぐギター・アルバム
バークシャー生まれのギタリスト、マイケル・バテンによる「First Hand Records」レーベル2枚目のアルバム。前作のダウランド作品集に続きイギリス音楽を収録。ブリテンを軸に古楽と20世紀を結びつけます。アルバム・タイトルの「Night Fancy」は、ブリテンの『ノクターナル』のオリジナル・タイトル。(輸入元情報)
【収録情報】
● ダニエル・バチェラー[1572-1619]:Monsieurs Almaine
● ジョン・マクロード[1934-2022]:ブリテンの『グロリアーナ』の主題による幻想曲(2012)
● フィリップ・ロセター[1568-1623]:プレリュード - アルマン - パヴァン - ガイヤルド
● ピーター・ラシーン・フリッカー[1920-1990]:Paseo, Op.61(1970)
● フィリップ・ロセター:ファンタジア
● ベンジャミン・ブリテン[1913-1976]:ダウランドによるノクターナル Op.70(1963)
マイケル・バテン(ギター)
録音方式:ステレオ(デジタル)
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フランスの名作と自身のために書かれた現代作品を披露
アンドレ・ナヴァラとジャクリーヌ・デュ・プレに師事したイギリスのチェリスト、アレクサンダー・ベイリー[1956-]によるアルバム。チェロ・ソナタの名作として知られるフォーレ[1845-1924]の第1番、ベイリーのために書かれたゴードン・クロス[1937-2021]の印象的な現代作品『Wavesongs』、ラヴェル[1875-1937]初期の作品であるヴァイオリン・ソナタのチェロ編曲版を収録しています。(輸入元情報)
【収録情報】
● フォーレ:チェロ・ソナタ第1番ニ短調 Op.109(1917)
● クロス:Wavesongs(1983)
● ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op. posth. M.12(1897)〜チェロとピアノ編曲版
アレクサンダー・ベイリー(チェロ)
ナイジェル・ヤンデル(ピアノ)
録音時期:2022年11月12-14日
録音場所:イギリス、サフォーク、アルフェトン・ニュー・モルティングス
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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ウィーンで交わる多様な音楽の可能性
ブラームスも聞いたかもしれない刺激的セッション
ブラームスの行きつけだったことでも有名なウィーンの居酒屋レストラン「赤いハリネズミ(Zum Roten Igel)」を名前の由来とするアンサンブル「ZRI」によるアルバム。国際的なオーケストラとの共演、即興演奏、異文化コラボレーションなど、豊富な経験をもつ5人の世界的音楽家で構成されています。
「赤いハリネズミ」は100年もの間ウィーンの音楽生活の中心地として機能しており、様々な文化交流があったと考えられます。そこからイメージをたっぷり広げて編まれた、ジャンルを超えた様々な楽曲が民族楽器を含むミックス・アンサンブルで奏でられるという刺激的な収録内容です。(輸入元情報)
【収録情報】
● ジョルジ・ブーランジェ[1893-1958):Tokay (1938)
● テイラー・スウィフト[1989-]/エイブ・シュワルツ[1881-1963]:Shake it Off (2014)/Lebedik un Freylach (Lively and Happy) (1920s)
● アウレル・ゴーレ[1928-1989]:Hora din Budesti (Dance from Budesti) (1967)
● ドナ・サマー[1948-2012]:I Feel Love (1977)
● J.S.バッハ[1685-1750]:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001〜IV. Presto (1720)
● ジェイ・ゴーニー[1896-1990]:Brother can you spare a dime? (1932)
● フランシスコ・カベス[fl. mid-20th cent]:Tamboo (1951)
● フランツ・シューベルト[1833-1897]:ピアノ三重奏曲第3番変ホ長調〜II. Andante con moto (1827)
● ソランジュ[1986-]:Scales (2016)
● ミスカ・ボルソー[1800-1864]:Isteni Csardas (Divine Tavern Csardas) (c.1848)
● ジョルジ・ブーランジェ:Boulevard Boulanger (Afrika) (c.1938)
● ヘルムート・リッター[1907-1988]:Rote Rosen (Red Roses) (c.1938)
ZRI
ベン・ハーラン(クラリネット、バスクラリネット)
マックス・ベイリー(ヴァイオリン)
マシュー・シャープ(チェロ、バリトン)
ジョン・バンクス(アコーディオン)
イリス・ピサライド(サントゥーリ)
録音方式:ステレオ(デジタル)
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国際派チェリスト増田喜嘉、女性作曲家の秀逸なプログラムでデビュー!
神戸出身、5歳よりチェロを始め、12歳で渡豪以来欧米を中心に活躍している国際派チェリスト、増田喜嘉(ますだ よしか)がイギリスの「Aive」から登場。デビュー・アルバムとなる「秘めた情熱(Hidden Flame)」は、クラシック音楽のレパートリーにおいて女性たちがいかに注目を集めるようになっていったのか、そのストーリーを垣間見ることができるという、2世紀にわたる秀逸なプログラム。
おそらくもっとも有名なクララ・シューマンの『3つのロマンス』に加え、エイミー・ビーチやナディア・ブーランジェ、リタ・ストロールといった再評価著しい女性作曲家・音楽家たちのチェロ作品を提示。インド系のルーツを持つ米国人作曲家リーナ・エルマーイールの『一つの言葉が世界を作る(one word makes a world)』はインド古典音楽の「ラーガ」をベースとし、チェリスト増田喜嘉のために作曲された作品です。
現在はロサンジェルスを拠点に演奏者・指導者として活躍し、近年は日本での演奏活動も広げている増田喜嘉は、オールドバラ音楽祭(英国)、オタワ室内楽祭(カナダ)、イエロー・バーン音楽祭(米国)、ランデブー・デ・ラ・ミュージック音楽祭(韓国)などの音楽祭にて定期的に演奏し、室内楽奏者として世界的に信頼を置かれています。ロサンジェルスでは室内楽グループ「Salastina LA」、5台のチェロ・アンサンブルSAKURA、日本ではパトス四重奏団、神戸ピアノ三重奏団のチェリストとしても活動し、現代音楽の熱心な提唱者として、リーナ・エスマーイール、細川俊夫、デリック・スカイ、ベント・ソアンセン、ヨルグ・ヴィットマンらの作品の米国・世界初演を飾ってきました。
これまで第11回ビバホールチェロコンクール第1位・夢但馬賞受賞、アメリカ全国ヤング・アーティストコンクール弦楽部門第1位、オーストラリア音楽協奏曲コンクール第1位、ヤマハ・ヨーロッパ音楽財団弦楽コンクール第1位等で優勝。(輸入元情報)
【収録情報】
1. エイミー・ビーチ[1867-1944]:ロマンス Op.23
2. クララ・シューマン[1819-1896]:3つのロマンス Op.22
3. リタ・ストロール[1865-1941]:劇的な大ソナタ『ティトゥスとベレニケ』
4. リーナ・エスマーイール[1983-]:一つの言葉が世界を作る
5. ナディア・ブーランジェ[1887-1979]:チェロとピアノのための3つの小品
6. 伝マリア・テレジア・パラディス[1759-1824]:シチリアーノ
増田喜嘉(チェロ)
キム・ヘジン(ピアノ)
録音時期:2022年6月10-12日
録音場所:ロサンジェルス、南カリフォルニア大学、Cammilleri Hall
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音(4)
日本語解説付き
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カツァリスの「NIFC」第4弾。19世紀の作曲家たちによるポロネーズ集!
鍵盤の魔術師シプリアン・カツァリスが「NIFC(ポーランド国立ショパン研究所)」からリリースするスペシャル・プログラム第4弾は、知られざる19世紀の作曲家たちが残したポロネーズを発掘する好企画。
ポロネーズは、マズルカと並ぶポーランド起源の民族舞踊またはそのための曲の形式(舞曲)で、最も多くのポロネーズが作曲されたのは18世紀後半から19世紀にかけてとされています。本アルバムでカツァリスは知られざる作曲家、忘れられた作曲家を再発見し、抒情的、感傷的で悲しみと憂鬱に満ちた作品から英雄的な作品まで、19世紀のポーランドの作曲家たちによる音楽的技巧を紹介しています。ポロネーズというジャンルが時代を経て進化してきたことをカツァリスが洗練されたタッチで見事に示しています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ユリウシュ・ザレンプスキ[1854-1885]:メランコリックなポロネーズ ホ短調 Op.10
● 作者不詳:W zlobie lezy(17世紀中頃)
● 作者不詳:ポロネーズ『Wezme ja kontusz』
● カツペル・ナポレオン・ヴィソツキ[1810-1850]:ポロネーズ イ短調『祖国への別れ』
● タデウシュ・コシチュシュコ[1746-1817]:コシチュシュコの別れのポロネーズ
● ユゼフ・コズウォフスキ[1757-1831]:歌劇『ウェスタの処女』の主題によるポロネーズ
● ユゼフ・エルスネル[1769-1854]:ポロネーズ ニ長調
● マリア・シマノフスカ[1789-1831]:ヴィアゼムスキー王女に献呈されたさまざまなジャンルの6つの舞曲〜ポロネーズヘ短調
● ユゼフ・ノヴァコフスキ[1800-1865]:悲愴的大ポロネーズ Op.11
● カロル・クルピンスキ[1785-1857]:ポロネーズ ト長調
● マチェイ・ラジヴィウ[1749-1800]:ポロネーズ第1番ハ長調
● ヘンリク・ヴィエニャフスキ[1835-1880]:ヴァイオリンのためのポロネーズ ニ長調(ピアノ版)
● ジグムント・ノスコフスキ[1846-1909]:『W starym dworku』エレジー風ポロネーズ Op.22-3
● エドムント・マコマスキ(1850年頃〜20世紀前半):ポロネーズ・マルチアーレ
● ヴワディスワフ・ジェレンスキ[1837-1921]:ポロネーズ 変ロ長調
● ユゼフ・ヴィエニャフスキ[1837-1912]:ポロネーズ Op.13
シプリアン・カツァリス(ピアノ/スタインウェイ D, 612 300)
録音時期:2022年6月27-30日
録音場所:ワルシャワ、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル)
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キリル・ゲルシュタイン、ツェムリンスキー四重奏団、ベルフィアト五重奏団も参加!
独唱、合唱と室内オーケストラ(器楽アンサンブル)という特殊な編成の3篇!
民俗音楽の影響を受け、自らの創作に取り入れた20世紀を代表する作曲家ヤナーチェク、バルトーク、ストラヴィンスキー。ヤナーチェクとバルトークは民俗学に傾倒し、村々で民謡を収集。またストラヴィンスキーは民俗儀式に魅了されました。
ロシアの婚礼風俗を扱ったストラヴィンスキーの『結婚』。1914〜17年に作曲後、楽器編成を大幅に修正し、1923年にディアギレフ率いるバレエ・リュスがブロニスラヴァ・ニジンスカの振付でパリで世界初演したのが当録音の最終稿です。管弦楽の代わりに4台のピアノを用い打楽器的な効果を発揮。当演奏ではキリル・ゲルシュタインが第1ピアノを担当しております!
ヤナーチェクは71歳のときに歌劇『マクロプロス事件』を完成させた直後、童謡の作曲も構想しました。民謡を基にした『わらべ歌』(序奏と18曲とエピローグ)は1924年に作曲、最晩年の1927年に改訂。この改訂版では独唱と10の木管楽器、コントラバス、太鼓、ピアノという特殊な編成となっております。
バルトークの女声と室内オーケストラのための『3つの村の情景』は、現在のスロヴァキア中央部のズヴォレンで収集した民謡を基にした編曲した作品で、独奏曲『村の情景』の第3、4、5曲より改編しております。
ルカーシュ・ヴァシレク率いるプラハ・フィルハーモニー合唱団の精鋭メンバーとともにお届けする注目の1枚の登場です!(輸入元情報)
【収録情報】
1. ストラヴィンスキー:バレエ音楽『結婚』(1917 rev.1923)〜独唱、混声合唱、打楽器、4台のピアノのための
プラハ・フィルハーモニー合唱団のメンバー
カテジナ・クニェジーコヴァー(ソプラノ)、ヤナ・フロホヴァー(メゾ・ソプラノ)
ボリス・ステパノフ(テノール)、イジー・ブルックレル(バリトン
ルカーシュ・フィネク=クレメル(バス)
キリル・ゲルシュタイン(第1ピアノ)、ゾルターン・フェイェールヴァーリ(第2ピアノ)
カティア・スカナヴィ(第3ピアノ)、アレクサンドラ・スティフキナ(第4ピアノ)
アマディンダ・パーカッション・グループ
ゾルターン・ラーズ、ゾルターン・ヴァージ、アウレール・ホッロー、カーロリー・ボイトス
ダコダ・トリオ
ダヴィド・ブルツィク、コルネール・ヘンツ、ダーニエル・ラーポスィ
2. ヤナーチェク:わらべ歌 JW V/17(1927)〜独唱、混声合唱、器楽アンサンブルのための
プラハ・フィルハーモニー合唱団のメンバー
ブロニスラフ・パロウスキ(テノール)、ルティン・スラヴィーク(テノール)
バルボラ・ハアソヴァー(第1フルート)、ペトゥラ・ホデァンコヴァー(第2フルート)
ダヴィド・シメチェク(第1クラリネット)、イジー・ヤヴーレク(第2クラリネット)
オンドゥジェイ・シンデラージュ(第1ファゴット)、オンドゥジェイ・スヴィタヴスキー(第2ファゴット)
ペトゥラ・リエス(コントラバス)、ラデク・ドレジャル(太鼓)、マトウシュ・ズカル(ピアノ)
3. バルトーク:3つの村の情景 BB87b(1926)〜女声と室内オーケストラのための
プラハ・フィルハーモニー合唱団のメンバー
ヤナ・フロホヴァー(メゾ・ソプラノ)、マリアナ・アムブロジョヴァー(ソプラノ)
ツェムリンスキー四重奏団
フランティシェク・ソウチェク(第1ヴァイオリン)、ペトゥル・ストゥジージェク(第2ヴァイオリン)
ペトゥル・ホルマン(ヴィオラ)、ヤン・ゼメン(チェロ)
イジー・フデツ(コントラバス)
ベルフィアト五重奏団
イジー・ヤヴーレク(クラリネット)、オト・レイプリハ(フルート)
ヤン・ソウチェク(オーボエ)、ヤン・フデチェク(ファゴット)
カテジナ・ヤヴールコヴァー(ホルン)
ヤン・パジーク(クラリネット、サクソフォン)
イヴァナ・ドフナロヴァー・シュヴェストゥコヴァー(ハープ)
ワルター・ホフバウエル(トランペット)
ルカーシュ・
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最高の音で楽しむために!
6弦の女性たち
オランダのクラシック・ギタリスト、作曲家のアネッテ・クライズブリンクがセゴビア生誕100周年を記念し作曲した『アンドレス・セゴビアに捧ぐ』(フランスの作曲家コンクールで第1位を受賞)から、歌手、ピアニスト、指導者、音楽監督など多岐に活躍するイギリスの作曲家、ベティ・ローによるズヴォレ国際ギター週間(1977年)の委嘱作品『ショート・ソナタ』など、時代的、地理的、文化的に異なる特徴を持つ4人の女性作曲家たちによるギター作品を集成。(輸入元情報)
【収録情報】
● アネッテ・クライズブリンク[1958-]:アンドレス・セゴビアに捧ぐ
● フェルナンオ・ペイロ[1888-1978]:主題と変奏曲/前奏曲第1番〜第4番/小組曲 Op.31(1954)
● ベティ・ロー[1930-]:ショート・ソナタ
● ベアトリーチェ・カンポドーニコ[1958-]:ヴァシリッサの伝説
エマ・バイゲラ(ギター)
録音時期:2023年8月
録音場所:イタリア
録音方式:ステレオ(デジタル)
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祝! 2023年のティエリー・シェルツ賞受賞!
期待のチェリスト、ティム・ポズナーがブロッホ、ブルッフ、ドホナーニを録音!
2023年に開催されたグシュタード音楽祭の「ティエリー・シェルツ賞」に受賞したチェロ奏者ティム・ポズナーがブロッホ、ブルッフ、ドホナーニを録音しました。
グシュタード音楽祭はスイスのグシュタード(スイスを横断する絶景パノラマ鉄道「ゴールンデパス・ライン」が走ることでも有名な山村)で開催される、世界各国から才能豊かな若手音楽家が集まることで知られるフェスティヴァル。「ティエリー・シェルツ賞」は当音楽祭の創設者のひとりティエリー・シェルツへのオマージュとして設けられました。参加者のうち毎回1名が「claves」レーベルからレコーディングの機会を与えられ、CDリリースできるという副賞がついており、これまでにヴァイオリンのアンナ・アガフィア(2022年受賞)、ピアノのジャン=ポール・ガスパリアン(2020年受賞)、ヴィオラのティモシー・リダウト(2019年受賞)、チェロのアナスタシヤ・コベキナ(2018年受賞)、ハープのアナイス・ゴドゥマール(2015年受賞)、ピアノのヨゼフ・モーク(2006年受賞)、ハープのエマニュエル・セイソン(2005年受賞)など現在世界的に活躍するアーティストを輩出しております。
1995年生まれのポズナーはカール・ダヴィドフ国際チェロ・コンクールに入賞した初の英国人。これまでにロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズなどのオーケストラと共演。現在アムステルダム・シンフォニエッタの首席チェロ奏者を務めています。今後の活躍に期待が高まります。(輸入元情報)
【収録情報】
● ブロッホ:ヘブライ狂詩曲『シェロモ』 B.39
● ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
● ドホナーニ:チェロと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ニ長調 Op.12
ティム・ポズナー(チェロ)
ベルン交響楽団
カタリーナ・ミュルナー(指揮)
録音時期:2023年9月
録音場所:ベルン、ディアコニアス教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ディジパック仕様
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イタリアのコンポーザー=ピアニストによる
ブラームス、ラヴェル、そして自作のワルツ
イタリアのコンポーザー=ピアニスト、マリア・ガブリエッラ・マリアーニの2023年録音が登場。彼女はこれまでもプログラムの中に自作を組み込んだアルバムを発表してきましたが、今作でもそのこだわりは健在。今回はワルツをテーマに、歴史的な出来事を神話の領域に繋げる物語とする『交響的小品』、反対に彼女自身の個人的な起源を辿る『ネネ・ワルツ』という「記憶」にアプローチする2つの自作をブラームスとラヴェルのワルツ作品の間に配置しています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ブラームス:16のワルツ Op.39
● マリアーニ:交響的小品(2022)
● マリアーニ:ネネ・ワルツ(2021)
● ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
マリア・ガブリエッラ・マリアーニ(ピアノ)
録音時期:2023年7月
録音方式:ステレオ(デジタル)
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