マタン・ポラトがビル・エヴァンスの名作『ワルツ・フォー・デビイ』を披露!
フォルジュルネ音楽祭でおなじみのマタン・ポラト。1982年テルアヴィヴ生まれのピアニストで、作曲家としても注目されています。最新盤は舞曲を集めたコンセプト・アルバム。タイトルは愛娘でピアニストのゾーイに捧げたためのこと。
クープランからアデスまでのさまざまな舞曲形式によるピアノ曲を集めていますが、選曲は凝っていてビル・エヴァンスのジャズの名作『ワルツ・フォー・デビイ』をポラトの演奏で聴くことができるうえ、ポラト作曲の『ワルツ・フォー・ビル』がその返し歌となっています。またナンカロウの自動ピアノのための練習曲をポラトが人間用に編曲したものも聴きもの。2023/4年にこれを日本人ダンサー川口ゆいが振付け、ポラトの演奏と共演が予定されています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ブラームス:ワルツ Op.39〜第1番ロ長調
● ブラームス:ワルツ Op.39〜第11番ロ短調
● ブラームス:ワルツ Op.39〜第6番嬰ハ長調
● ブラームス:ワルツ Op.39〜第3番嬰ト短調
● ブラームス:ワルツ Op.39〜第14番嬰ト短調
● ブラームス:ワルツ Op.39〜第15番変イ長調
● スクリャービン:マズルカ Op.25-2
● トマス・アデス:マズルカ Op.27-2
● ラヴェル:クープランの墓〜メヌエット
● C.P.E.バッハ:メヌエット
● マタン・ポラト:ワルツ・フォー・ビル
● ビル・エヴァンス:ワルツ・フォー・デビイ
● ストラヴィンスキー:タンゴ
● ナンカロウ/ポラト編:練習曲第6番『タンゴ』
● ラモー:組曲イ短調〜サラバンド
● サティ:サラバンド第3番
● スクリャービン:ワルツ Op.38
● クープラン:王宮コンセール第4番〜フォルラーヌ
● ラヴェル:クープランの墓〜フォルラーヌ
● ラッヘンマン:子供の遊び〜影踊り
● ショスタコーヴィチ:人形の踊り〜ワルツ・スケルツォ
マタン・ポラト(ピアノ)
録音時期:2022年5月23-25日
録音場所:ドイツ、ノイマルクト・ライツターデル
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ディジパック仕様
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チョチエヴァが奏でる超絶技巧の『美しき青きドナウ』!
モスクワ生まれのズラータ・チョチエヴァの新譜は、「自然」にまつわる2枚組。朝、目覚めたら森に散歩に出かけて、自然にまつわる様々な冒険や体験を経て、再び眠りにつく、というストーリーを、シューマンの『森の情景』で始めて、バルトークの『野外にて』より『夜の音楽』に終わる、というこだわりのプログラムです。
森に出かけてからの自然にまつわる様々な冒険や体験は、どれも超絶技巧の曲が並びますが、その中でも特に注目なのが、難曲として名高いアドルフ・アンドレイ・シュルツ=エヴラー(シュルツ=エヴレル)[1852-1905]の『青きドナウによるアラベスク』。これが可憐さも感じさせながら、たのしげな雰囲気たっぷり、余裕すら感じさせる演奏となっており、見事です!
ズラータ・チョチエヴァは1985年モスクワ生まれのピアニスト。14歳でプレトニョフに認められ教えを受けたほか、2008年からはモスクワ音楽院でネルセシヤンに、2012年からはザルツブルクのモーツァルテウム大学でジャック・ルヴィエに師事しました。現在はモーツァルテウムで教鞭をとっています。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
● シューマン:森の情景 Op.82
● ラヴェル:鏡
Disc2
● リスト:超絶技巧練習曲集より『鬼火』
● リスト:超絶技巧練習曲集より『雪あらし』
● ドレーゼケ:小さな物語 Op.9
● シュルツ=エヴラー:J.シュトラウスの『美しく青きドナウ』によるアラベスク
● バルトーク:『野外にて』より『夜の音楽』
ズラータ・チョチエヴァ(ピアノ/ベヒシュタイン)
録音時期:2022年10月
録音場所:ベルリン、B-SHARP
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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様々なノクターンを楽しむ一夜のライヴ
ノクターン(夜想曲)といえば現代ではまずショパン、そしてその創始者と言われるフィールドが思い浮かぶところですが、このアルバムにはそのほかの様々な作曲家によるノクターンが収められています。フォーレなどは比較的知られるところですが、レスピーギやバーバーといった作曲家の名前も見られるのが嬉しいところで、フランス、イタリア、アメリカ、ルーマニア、ブルガリアと、様々な国の音楽が聴ける点もたいへん魅力的。いずれの作品もロマンティックなショパンと比べると、より「夜」の印象が強い静けさを感じさせるもので、中でも鐘を模したエネスコの作品は非常に興味深い響きとなっています。
演奏は「GRAND PIANO」でのエネスコのピアノ作品全集や、「NAXOS」「Ibs CLASSICAL」での録音でも高い評価を得ているスペインのピアニスト、ホス・デ・ソラウン。それぞれの作品に深く寄り添った美しい演奏を聴かせています。フアン・マルク財団のオーディトリアムで行われた「Musica en la noche(夜の音楽)」というシリーズでのライヴ録音。(輸入元情報)
【収録情報】
1. フレッド・ハーシュ[1955-]:左手のためのノクターン〜『3つの性格的練習曲』
2. サミュエル・バーバー[1910-1981]:ノクターン(ジョン・フィールドへのオマージュ) Op.33
3. チャールズ・トムリンソン・グリフィス[1884-1920]:ノットゥルノ Op.6-2〜『幻想小品集』
4. ジュゼッペ・マルトゥッチ[1856-1909]:ノットゥルノ 変ト長調 Op.70-1
5. オットリーノ・レスピーギ[1879-1936]:ノットゥルノ P.44-3〜『ピアノのための6つの小品』
6. ガブリエル・フォーレ[1845-1924]:ノクターン第6番変イ長調 Op.63
7. フォーレ:ノクターン第13番ロ短調 Op.119
8. ジョルジュ・エネスコ[1881-1955]:カリヨン・ノクターン Op.18-7〜組曲第3番『即興的小品集』
9. パンチョ・ヴラディゲロフ[1899-1978]:ノクターン Op.59-4〜『ノヴェレッテ』
ホス・デ・ソラウン(ピアノ)
録音時期:2019年3月30日
録音場所:マドリード、フアン・マルク財団、オーディトリアム
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
*最終トラックの演奏後に拍手入り
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巨人の肩の上
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
シューマン:アダージョとアレグロ
ウェーベルン:チェロとピアノのための2つの小品
メシアン:イエスの永遠性への賛歌
クラウディオ・ボホルケス(チェロ)
クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
南米系ドイツ人チェロ奏者、クラウディオ・ボホルケスの新作。ボホルケスがエッシェンバッハと知り合ったのは四半世紀ほど前の1999年。以来、「完璧さなどつまらない」と語るエッシェンバッハから多くのことを学んだと言います。近年、ボホルケスは「巨人の肩の上で」という言葉で、先人たちの偉業への感謝の念を示してきましたが、今回はエッシェンバッハを説得して、1824年のシューベルト「アルペジョーネ・ソナタ」、1849年のシューマン「アダージョとアレグロ」、1899年のウェーベルン「2つの小品」、1940年のメシアン「イエスの永遠性への賛歌」の4作品から成るアルバムを制作。ちなみにメシアン作品は1940年にゲルリッツ俘虜収容所で書かれていますが、同じ年、ゲルリッツの東約140kmのブレスラウでエッシェンバッハが誕生しています。
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作品について
フランツ・シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
1824年11月、ウィーンで作曲。1823年にウィーンのヴァイオリン製作者ヨハン・ゲオルク・シュタウファー[1776-1853]によって考案・製作された小型のチェロのようなギター風の楽器「アルペジョーネ」ために書かれていますが、楽器がまったく普及しなかったため、1871年にゴットハルトから出版された際にはチェロ・パートとヴァイオリン・パートも付記されていたという作品。しかし美しい旋律に彩られた音楽は素晴らしく、現在ではチェロの定番レパートリーとして定着しています。
ロベルト・シューマン:アダージョとアレグロ
1849年2月、ドレスデンで作曲。ホルンとピアノのために書かれ、タイトルも当初「ロマンツェとアレグロ」でしたが、「アダージョとアレグロ」に変更し、さらにチェロとピアノ、ヴァイオリンとピアノ用のヴァージョンもシューマン自身によって編曲。完成直後、クララ・シューマンは「華麗で新鮮で情熱的。まさに私の好きな作品。」と絶賛。アダージョではシューマンのメランコリーを、アレグロではリズミカルで技巧的な音楽が楽しめます。
アントン・フォン・ウェーベルン:チェロとピアノのための2つの小品
1899年、クラーゲンフルトで作曲。ウェーベルン家がまだ貴族だった時代の作品(オーストリアでは1919年に貴族廃止法が制定)。ウェーベルンは5歳から母にピアノを習い始め、12歳からエトヴィン・コマウアーにチェロと音楽理論を師事。アントンのチェロの上達により、ウェーベルン家では、姉マリアがピアノ、妹のローザがヴァイオリン、アントンがチェロを弾いてピアノ三重奏の演奏もおこなっていました。アントンは作曲も始めていますが、遺されている最も初期のものがこの15歳の時の「チェロとピアノのための2つの小品」。シェーンベルクと出会う5年前の作品なので、親しみやすい曲調です。
メシアン:イエスの永遠性への賛歌
1940年12月、ドイツ東部ゲルリッツの第8A俘虜収容所で作曲。以下、時系列です。
●1940年4月、メシアン、ヴェルダン第2軍の劇場・音楽センターに配属。同センターに先に到着していたチェロ奏者エチエンヌ・パスキエ伍長、クラリネット奏者アンリ・アコカ[1912-1976]らと交流。
●1940年6月15日、ヴェルダン要塞陥落、フランス軍敗走。エチエンヌ・パスキエ、アンリ・アコカ、オリヴィエ・メシアンらは、ヴェルダンの南東80kmほどのところにあるナンシーに徒歩で向かいますが、ほどなくドイツ軍に捕らえられ、シレジアの収容所に移送。しかし、混乱の中、メシアン一行は収容所から抜け出すことに成功、森の中を南に向けて逃走します。
●1940年6月22日、メシアン一行、ヴェルダンの北東70kmほどのジェルミニでドイツ軍に捕らえられ、近隣のトゥールの仮設キャンプに俘虜として3週間ほど
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第15回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原礫氏による小説『ソードアート・オンライン』シリーズ(『電撃文庫』刊)。
次世代VRMMORPG《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた物語は、
2009年4月の原作小説第1巻発売以来高い人気を誇り、2023年現在、全世界での累計発行部数は3000万部を突破。
TVアニメは2012年に第1期が放送、現在まで続く4シリーズに加えて、
2017年には『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケールー』が公開。
その他にもゲーム、コミカライズなど、幅広いメディアミックス展開がなされている。
『ソードアート・オンライン プログレッシブ』は、《SAO》物語のすべての始まり、
アインクラッド第一層からの軌跡を、深く掘り下げながら詳細に描く作者自身によるリブート・シリーズ。
2021年、キリトからヒロインのアスナへ視点を変えて再構築し、新たな《アインクラッド》編を描く完全新作アニメーション映画としてシリーズが始動。
第一弾「星なき夜のアリア」は、週末興行収入ランキングで初登場第1位を記録し、全都道府県で10週間にわたるロングランヒットとなった。
そして2022年、続編にあたる「冥き夕闇のスケルツォ」が、いよいよ開幕する。
ゲームオーバーが現実の死に直結するデスゲームーー。
物語の原点をたどる『ソードアート・オンライン プログレッシブ』のアニメ化、待望の第二弾!
<収録内容>
◇「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブー 冥き夕闇のスケルツォ」本編
◇字幕:バリアフリー日本語/英語
◇音声:バリアフリー日本語音声ガイド
※収録内容は変更となる場合がございます。
第15回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原礫氏による小説『ソードアート・オンライン』シリーズ(『電撃文庫』刊)。
次世代VRMMORPG《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた物語は、
2009年4月の原作小説第1巻発売以来高い人気を誇り、2023年現在、全世界での累計発行部数は3000万部を突破。
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2017年には『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケールー』が公開。
その他にもゲーム、コミカライズなど、幅広いメディアミックス展開がなされている。
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アインクラッド第一層からの軌跡を、深く掘り下げながら詳細に描く作者自身によるリブート・シリーズ。
2021年、キリトからヒロインのアスナへ視点を変えて再構築し、新たな《アインクラッド》編を描く完全新作アニメーション映画としてシリーズが始動。
第一弾「星なき夜のアリア」は、週末興行収入ランキングで初登場第1位を記録し、全都道府県で10週間にわたるロングランヒットとなった。
そして2022年、続編にあたる「冥き夕闇のスケルツォ」が、いよいよ開幕する。
ゲームオーバーが現実の死に直結するデスゲームーー。
物語の原点をたどる『ソードアート・オンライン プログレッシブ』のアニメ化、待望の第二弾!
<収録内容>
◇「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブー 冥き夕闇のスケルツォ」本編
◇字幕:バリアフリー日本語/英語
◇音声:バリアフリー日本語音声ガイド
※収録内容は変更となる場合がございます。
JavaScriptの学習書を読んではみたけど、ちょっと難しかった…そんなあなたを「基礎の基礎」から後押しします。本書では1週間で、Webのしくみの理解から、簡単なJavaScriptのプログラムが作れるようになるまでをサポートします。
石油の枯渇、止まらない温暖化、続発する異常気象ー。最終段階へのカウントダウンが始まっている。かけがえのない地球を守るために、やるべきことが、ある。「今、行動しなければ」
どんな職業でもそうだろうが、仕事が充実して幸せだった時期も、そうではなかった時期もある。悔しくて眠れないほど嫌な体験もしたし、この仕事に就いてよかったと心から思える出来事もあった。路線バス運転士として働いて見えてきたのは、それまで乗客として眺めていたのとはずいぶんと違った光景だった。-本作に描くのは、すべて嘘偽りなく、私が実際に体験した事実である。
バス・電車を徹底活用するためのガイド!奈良交通バス・近鉄電車観光時刻表付。
ヴァインベルグ:歌曲集
ポーランドの「Dux」レーベルから展開され人気を博し、ヴァインベルグの近年の再評価にも繋がっているシリーズ「ヴァインベルグ・シリーズ」から歌曲集が登場。波乱に満ちた生涯を送ったヴァインベルグの素朴で美しく、どこか切ない歌曲集が4作収められています。すべて世界初録音。(輸入元情報)
【収録情報】
ヴァインベルグ:
● アカシア Op.4
● ジプシー・バイブル Op.57
● 記憶 Op.62
● 古い手紙 Op.77
アレクサンドラ・クバス=クルク(ソプラノ)
アンナ・ベルナツカ(メゾ・ソプラノ)
モニカ・クルク(ピアノ)
録音時期:2022年
録音場所:ポーランド、ヴロツワフ
録音方式:ステレオ(デジタル)
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変容
フダラロト・デュオによる弦楽器及び声楽とピアノのための作品のトランスクリプション集。最初に収録されている『ロクサーナの歌』は元々作曲者自身によってヴァイオリンとピアノ版に編曲されたものを、チェロのヴォイチェフ・フダラがチェロとピアノ版に編曲しました。『ヴァイオリン・ソナタ』に関しては編曲したカジミエシュ・ヴィウコミルスキがチェロの方がこの曲の性質に合っていると言っています。編曲されたことによりオリジナルとはまた違った魅力を持った作品の音色をお楽しみいただけます。(輸入元情報)
【収録情報】
● シマノフスキ:ロクサーナの歌(歌劇『ロジェ王』 Op.46より、ヴォイチェフ・フダラ編)
● シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9(カジミエシュ・ヴィウコミルスキ編)
● レベッカ・クラーク:天の衣(ヴォイチェフ・フダラ編)
● レベッカ・クラーク:ヴィオラ(チェロ)・ソナタ
● ブロッホ:即興曲(バール・シェム組曲より、ジョセフ・シュスター編)
フダラロト・デュオ
ヴォイチェフ・フダラ(チェロ)
ミハウ・ロト(ピアノ)
録音時期:2022年5月4-6日
録音方式:ステレオ(デジタル)
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