(1)は日本のラジオ(テレビ)CMソング第1号。三木鶏郎の作品だ。(5)(7)(8)(11)などなどヒットソングとしての条件を兼ね備えた三木作品は、現在も古臭さを感じさせないどころか、昨今のワンパターン現象を改めて痛感させられるだけのアイディアにあふれている。
59〜66年のCMソング集だ。CMソングの女王・楠トシエから中島そのみや弘田三枝子へと移っていった時代で、渡辺のジュースの素が5円だった頃である。ジャズをベースにしたラテンのリズムが多用されているが、フォーク調のジミー時田の(46)にビックリ。
人気コンピレーション・シリーズの、初のテーマ別アルバム第1弾。“美しい歌声”をテーマに、映画サントラからヒット・ナンバー、クラシックまでをエモーショナルな美声で聴かせる。人の声がもつ温もりのリラクゼーション効果を信じたくなる一枚。
名曲がてんこ盛りのコンピレーションです。この80年盤では、山口百恵から田原俊彦や松田聖子の世代へと変わる瞬間をスロー・モーションで体感でき、YMOからシティ・ポップへの流れを追体感できて贅沢のキワミです。
バリオス(1855-1944)はパラグアイの作曲家・ギタリスト。奏者はその真価を認め復権に尽力してきただけあり、どの1曲も愛と慈しみで一杯。楽器の性能を多面的に生かしきったロマンティック、描写的、民族的……な作風は、なるほどギターのショパンだ。
19世紀後半、スペイン、アンダルシアの地でダンス音楽として誕生したフラメンコのギター演奏。カルロス・モントーヤ、マノーロ・サンルーカルら名ギタリストの情熱あふれる演奏を余すところなく収録。
異常なほど盛り上がっている“頭文字D”のイメージ音楽集第2弾。つまりAVEX系お気楽ユーロビート・オムニバスだが、これをカー・ステレオでかけて公道を爆走するのが流行っているとか。アニメ版に登場する真子&沙雪が歌う(15)は声優マニアも要チェックだ。
ディズニーの大ヒット・コンピ第2弾。LMNT、ボー・シスターズ、バハ・メンなど、ディズニーイチ押しアーティストがてんこ盛り。日本初お披露目のヒラリー&ヘイリー・ダフ姉妹による共演も。
強力ダンス・コンピレーションがリリース。2004年のユーロビート・ヒットをまとめた集大成といえる2枚組で、人気のリミックスも収録。まさにユーロビート第4ステージの幕開けだ。
1964年2月、米国初上陸を果たしたビートルズの生々しい姿。伝説的TV番組『エド・サリヴァン・ショー』への4回の出演を完全収録。初公開となる11曲や当時のCMも含む、貴重な記録だ。
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