きょうは、おやすみのひ。パパが「キャンプにいくよ!」なんていうから、タイガはもうまちきれない!テントでねむって、やまをのぼって…カヌーをこいだりするのかな?はてさて、ふたりにとって、とびっきりたのしいキャンプになるのでしょうか?
都バス、関東バス、京王バス、東急バス、西武バス、小田急バス、国際興業バス、めぐりん、あかいくつ、はとバスのピアニシモ2、千葉交通の高速バス、西鉄バスなどなど…ささやかな道草のスケッチ。書き下ろしエッセイ。
47都道府県すべてをめぐる、バス停巡礼の旅。
運行しているはずのない深夜バスに乗った男は、摩訶不思議な光景に遭遇したー奇妙な謎とその鮮やかな解決を描く表題作、女子中学生の淡い恋と不安の日々が意外な展開を辿る「猫矢来」、“読者への挑戦”を付したストレートな犯人当て「ミッシング・リング」、怪奇小説と謎解きを融合させた圧巻の一編「九人病」、アリバイ・トリックを用意して殺人を実行したミステリ作家の涙ぐましい奮闘劇「特急富士」。あの手この手で謎解きのおもしろさを伝える、著者再デビューを飾る“ミステリ・ショーケース”。
口のきけない青年は、入り組んだ海岸線に沿って、ただバスを走らせ続ける。まるで、世界を縫い合わせるかのように。すべてが土地の思惑通りに進んでいるかのようだった。土地と人間の、記憶の物語。芥川賞候補作。
首都圏の路線バスのすべてがわかる。路線バスの歴史から、全路線バス会社紹介、首都圏のお勧め路線バスルートまで。
怪異蒐集家・中山市朗のもとに全国から寄せられた、不気味な霧とともに出現する奇妙な乗り物の目撃談ー表題作「黒いバス」から始まり、読み進めると謎と不安が澱のように溜まっていく連作実話の新たな傑作が誕生!母親の幻視に対処しようとした娘が意外なモノを目撃する「メガネ」。周囲の人々に嫌われていた男性の異様な最期に震撼する「鬼が来る」など、日常の中のふとした違和と怪異を描き出す、厳選した61話を収録。
子供を妊娠し浮かれているサエコの家に、夫の姉・実夏子が突然訪れる。長い間消息不明だったという実夏子は、そのまま勝手に住み着いてしまった。真夜中に化粧をしたり、冷蔵庫のハムを丸ごと食べたり、と不審な行動を繰り返す実夏子。何も言わない夫に苛つき、サエコの心はかき乱されていく…。出産を目前に控えた女性の心の揺れを描いた表題作ほか、一篇を収録。瑞々しい筆致で描き出された、心に染みる極上中篇集。
本書は、2001年6月30日、日本魚類学会自然保護委員会主催の公開シンポジウム「ブラックバス問題を科学するーなにをいかに守るのか?」で話題提供された中から、現在では社会問題化し、また現在でも河川・湖沼生態系に強いインパクトを与え続けているオオクチバスに焦点を当てたものである。