自身が主宰する“夏のキャンプ基金”のために制作された異色のトリビュート盤。素人の子どもたちから成るコーラスのほか、歌詞が笑える「ディスアポインティング・パンケーキ」ではスティーヴ・マーティンがバンジョーを聴かせるなど、人脈の幅広さも伝わる。ファンにはうれしい好企画では。
活動休止から再生を経たバックチェリーは愚直なまでに己の世界を深めることを選択。結果、前作とほぼ同じ環境で制作された4作目は、向こう見ずなロックのパワー感を保存したまま、ファンクにもパンクのもバラードにも自然と行ける音楽の自由を獲得したようだ。
和田は78年生まれ、シカゴ音楽院で学んだ才媛。よく書き込まれピアノが豊かに鳴るオリジナル曲をはじめ、2、3、4、6、7、9、12曲目はクラシック作品などを引用しつつ華麗な技巧でまったく別の曲に換骨奪胎、なかなかの力技に感服。随所に聴こえるジャズ風味も新鮮だ。
女性の大好きな“ラブコメ”をキーワードにしたコンピ・アルバム。映画『プラダを着た悪魔』『キューティ・ブロンド』『ラブ・アクチュアリー』『ベガスの恋に勝つルール』などで使われた、幸せな気分になれる楽曲を満載している。
ブラジルを代表するフュージョン・バンドの通算21作目。ファンク、ジャズなどのさまざまな音の要素を取り入れながら、その音楽の底流には絶えずブラジルのリズムが脈打ち、揺るぎない美意識に貫かれた極彩色のサウンドが醸し出す快適なグルーヴ感は彼らならではものだ。
2008年、惜しまれつつも解散となったファンク・バンド、SUPER BUTTER DOGの初となるクリップ集。「コミュニケーション・ブレイクダンス」「五十音」など、ベスト版的な楽曲構成となっている。
子供たちに大人気のヒーローアニメ『それいけ!アンパンマン』からキャラクターごとにエピソードを厳選収録するシリーズのバタコさん編。ピンチのアンパンマンに正確に新しい“かお”を投げてくれるバタコさんの活躍を楽しめる。
ファンク・バンド、SUPER BUTTER DOGが2008年9月13日、東京・日比谷野外音楽堂にて行なった解散ライヴの映像を収録。旧オリジナルメンバーのMEGも参加し、「サヨナラCOLOR」などが披露されていく。
アニメ『デジモンアドベンチャー』の主題歌でメジャー・デビューした和田が、10周年を記念して再びデビュー曲をニュー・ヴァージョンでリリース。永遠の少年性を持った声とでも言おうか、アニソン映えするヴォーカルが超魅力的。
「Live or Die」以来1年7ヵ月ぶりのリリースとなるシングル。中田英寿出演の「コカ・コーラ ゼロ」“ワイルドボクササイズ”篇TVCMとなった「ZERO」を収録。重量級のギター・サウンドが印象深い楽曲だ。
好評の日本デビュー15周年企画の第2弾。前作より選曲がいっそうポピュラリティを増し、初期の代表曲といえる「Extra」、今回が初CD化となる長野オリンピックの世界公式テーマ・ソング「Fire In White」、映画『ホワイトアウト』からの「Iceblink」などが気前よく収められている。イシイ入門、エレクトロ入門にも最適のセレクションだ。
31週にわたり全米チャートの1位に君臨し続け、全世界で3000万枚ものセールスを記録したモンスター・アルバムのリマスター&ボーナス・ディスク付きエディション。「ドリームス」「オウン・ウェイ」といった彼らの代表曲の数々を収録。
満月の夜、おじいちゃんは森へ出かける。そしてバケツにいっぱいのバタームーンをくんでかえってくる。第10回新風舎えほんコンテスト金賞受賞作。