書くことの始原、あるいは文字の誕生。そして〈歴史〉を書き記すことの始まりと展開。人類の根源的営為としての歴史叙述の歴史を文明史的に通観する。
青春の光と影を鮮烈に描く長編ロマン。ニューヨークでジャズ・ギタリストへの道を歩んでいた俊夫を見舞った不幸なアクシデント。水色の瞳と北欧系のシルバー・ブロンドの髪を持つ娘・モイラとの出会いと愛の日々。競走馬アバター号との関わりから始まった。一人の日本青年の失意と再起の軌跡をたどる意欲作。
バターケーキは、とてもぜいたくなものから素朴なものまで、幅広く作っていただけるお菓子です。この本では、失敗なく作れるように簡単な配合で、しかもいろいろな方面からアドバイスをしています。
本書は「貿易に使う英語」と「貿易の実務」の入門書であり、大学・短大・専門学校・商業高校などで教科書または副読本として使えるように編集した。
モンディン、ミナクス、そしてエクソダス3人の悪魔を滅ぼし、ブリタニアは平和と繁栄を享受していた。しかし、国王ロードブリティッシュは、ある懸念を持っていた。かつてこの世に恐慌を引き起こした悪魔は倒れた。が、それは人々の心の奥底にある内なる悪徳が呼び寄せたものなのだ。このままではいずれまた邪悪な力が生じるに違いない、と…。クエスト・オブ・アバタール、聖者への道。それがライキュームの哲学者たちの導き出した結論であった。アバタールとは、人類のあらゆる徳を極め、愛と勇気、そして真実の現理を知り、この世の公理を修めた聖者である。しかし聖者を目指すためには、想像を絶する苦難を乗り越えなければならない…。ロードブリティッシュの呼びかけにこたえ、8人の勇者が集い、究極のパーティが結成された。そして彼らは目指すのだ、聖者への道を。
本書は選び抜かれた最高の商品やサービス(必ずしも最高の価格であるとは限らない)に関する、おもしろくて興味深い、そしてとても役に立つガイドブックである。今日アメリカ人は、とりわけ戦後生れの人々は、世界で最も洗練された、知識豊かな消費者である。彼らは一世代前の人々を喜ばせた月並みなマスプロ製品に満足せず、同時にまた、一見もっともらしい魅力はあるが、必ずしも高品質とはいえない高価格の製品にも飽き飽きしている。このようなアメリカ人が求めているものは、生活のあらゆる局面における質の高さである。本書はこれら品質にうるさい消費者に、役に立つ、風変わりで夢のあるとっておきの商品情報を提供してくれる楽しくて、ためになる本である。
冷戦と緊張緩和を繰り返してきた世界の軍事力学は、いま歴史的転換を迎え、それとともに軍事に関わる経済・産業構造も大きく変わろうとしている。
わたしたちが呼吸し、触り、食べ、飲み、嗅ぐ、すべてのものが分子からできている。バーベキューの味もばらの香りも分子で決まっている。しかし、目に見える現実の背後にかくれている限り、分子はたいたいの人には抽象的で、なじみのない概念にすぎない。著者は、楽しくて読みごたえのある解説によって、分子の世界をわかりやすく身近に感じられる存在にしている。
食を支える農の現場に踏み込んだこのレポートは、伝統と革新のはざまに揺れながらも“美味の源泉”としての食材を供給し続けようと努力する人々の姿を描いている。
89年天安門事件発生への底流ともなった厳しい公安監視網、身分制度、党官僚の特権、コネと裏口、若者たちの冷笑と苛立ち、復活した売春、一方で根強い儒教思想や禁欲的道徳律、そして人々に刻まれた文革の深い傷跡など、現代中国社会の驚くべき内実を明らかにする。日本翻訳出版文化賞受賞。
旧態依然たる農村、はびこる官僚主義、情報伝達網、思想改造、国を出る若者たち、静かな宗教熱、そしてこの10年、開放推進と経済発展とで変容する中国社会と人心。天安門事件後の現地取材で民主化運動と鎮圧行動の背景にある抑圧、特権、幻滅を実証的に分析する。日本翻訳出版文化賞受賞。
ジャスパーはまめをひとつぶひろってにわにうえました。でもいくらまってもめをだしません。そしてびっくりすることがおきました。
古典古代からポストモダンまで、「天才」という語と概念の歴史に潜む、男の優越のレトリックを解明して、女の文化的業績評価への新しい戦略を提唱する。
きょうはえんそくの日です。きょうりゅうや、すごく大きいくじらを見にいくのです。おべんとうをとりかえっこしたり、かいものをしたりします。バスがきています。さあ、しゅっぱつです…。でも、マシューがみえません。