世界的ヒットを記録したサスペンス映画。主人公の青年が愛する恋人を救うために過去に戻るというストーリーを軸に、予測不能な展開が繰り広げられる。ディレクターズ・カット版のエンディングにも注目。
サイケデリック、アシッド、ヘヴィ、アートなどをロックの形容に持つアイアン・バタフライのセカンド・アルバム(68年)。こっちとあっちの世界を隔てる鎧戸を開きながら極彩色のサウンドを開陳していくさまは、第六感まで刺激する固有の音塊の立ち上がりがある。★
60年代サイケ・ロックの代表格であり元祖ブリティッシュ・ハードの旗頭とも言われる彼らの69年発表作が紙ジャケ再発された。幻想的なムードを漂わせながら、やはりガツンと手応えのあるハードな、骨のある音が、彼らならではオリジナリティを発散している。
代名詞ナンバー(6)が、ただでさえ長いスタジオ版よりもさらに長い19分仕様で楽しめる70年発表のライヴ盤。妖しさと怪しさを漂わせたダグ・インギーの劇的な歌唱/オルガンを中心に、神秘的へヴィ・サイケの世界をステージ上でも再現。が、録音状態に少々難り。
日本デビューとなった95年発表の2ndアルバム。トレントとバンド自身によるプロデュースで、ユーリズミックスの「スウィート・ドリームス」と「ロックンロール・ニガー」のカヴァーが話題となった作品。
選曲家・那須基作が監修したクラブ・ジャズ・コンピレーション。ユニバーサル・ジャズの豊富なカタログの中から、クラブで盛り上がる楽曲を、現場のバイヤー視点で選曲したもの。ズート・シムズやタビー・ヘイズ楽曲が楽しめる。
天才トランペッター、ウイントン・マルサリスの大ヒット・シリーズ『スタンダード・タイム』の第3弾は、父エリス・マルサリス(ピアノ)との見事なコラボレーションによる珠玉のスタンダード集。
天才即興ヴォーカリスト、ジョニー大蔵大臣率いる3ピース・バンド“水中,それは苦しい”の幻の初期アイテムがリリース。フォーク、パンク、トラッドを混ぜ合わせた奇妙な曲調が、聴く者を脱力させる。