蘭学を通して西洋思想と新技術に触れた若者は、困難の中で地元医療への実践をはじめる。師は往復書簡という“生涯教育”でこれを支えた。人のいのちと真正面から取組む師弟の群像を描く。
はやしやもりでともだちみつけよう!おはなしを読みながら、生き物の生活や、かいかたがわかる絵本。
幼児の知っていることばを、874語、あいうえお順にならべ、漢字で表記しました。楽しい絵と文で、無理なく漢字にしたしめます。
巨人は何に敗北したのか。驚異の真空ポンプ、精密な望遠鏡、-実験と実用の17世紀イギリス科学界。寵児フックの名声にニュートン=理論至上主義の影がさす。初の本格評伝。
ヨールカはわちふぃーるどのクリスマス。ヨールカが近づいたころ、ようやっと北風はおさまりましたが、寒さはゆるみません。家にいるのもあきあきしたダヤンは、ジタンにさそわれて、ひさしぶりに浜へ行ってみました。そこには見たこともない北の国の動物たちでいっぱいでした。雪の神が目覚め、太陽が復活するヨールカは、わちふぃーるど最大のお祭りです。1年に1度だけ外の世界とつながる日、ダヤンたちが出会ったのは…。
中世ヨーロッパの二元論思想。異端カタリ派の基本教義書および関連文献の克明な解読・分析を通じて、善悪二原理がこの世において鎬を削る戦場としての人間、その創造と墜落をめぐる執拗な思考により、西欧思想史上最も豊かな無と悪の論理を展開した「根源的二元論」の構造と隠された意味を解き明かす。
未知エネルギーの研究に四半世紀を投じてきた著者が、ついにその検出に成功。アメリカ物理学会も承認した未知エネルギーを取り込んだ「エーテルエンジン」実験機の実用化で、人類はエネルギー問題から解放される。船井幸雄氏が絶賛する驚愕の書。
「肥満ロックバンドはなぜ存在しない?」「ゴジラを鳥取に来させる方法は?」-。世の悩める民のため、鬼才・中島らもが送り続けた明るい光…。朝日新聞のスーパーヒット連載をまとめた大好評シリーズ、いよいよ涙の完結!全7巻に掲載された453編の「全悩み」を網羅した「役に立たない完全総索引」付き。
トレンチコートにまつわる物語、ツィードの故郷探訪、オックスフォード・シューズの由来など、トラディショナル・ファッションの本質と、著者のそれらへのこだわりを綴るエッセイ集。著者描き下ろしの素描30点とともに英国の服装観、その魅力を伝える、興味と探求の1冊。
「証言」「精神安定剤」「法の番人」「必要悪」「無関係」「黒幕」「一枚の木の葉」「ある組織」「敵討ち」「安楽死」と犯罪者の心理、人間考察十話。これらの何ともやりきれない事件に遭遇する老八坂刑事は、犯罪者のやむにやまれぬ事情を十分理解しながら「それでも」職務上犯人に手錠をかけなければならない。人間のエゴイズム、国家権力や価値体系からはじき出された人間のはかない抵抗と復讐、権力末端の人間の悲哀が…。
さらに広がる『新・人間革命』の世界。豊富なデータや貴重な写真をもとに『新・人間革命』に描かれた世相を解説。同書の学習の手引き書として、役立つ情報、数々のデータを収録。
ウサギは容姿がかわいらしいだけでなく、想像以上に利口で豊かな感情表現を持っています。また、育て方しだいで、人に大変よくなつき、性格も優しいため、コンパニオン・アニマル(伴侶動物)として、最高の資質があるといえるでしょう。本書では、ウサギを長い時間一緒に暮らしてくれるパートナーと考え、どうすればよりよい関係が作れるのかを常に念頭において編集しました。ウサギの生態に加え、実際に動物病院で多くのウサギを診療されている獣医師の先生にも協力していただき、病気についてもたくさんの資料や症例を紹介し、充実した内容となっています。また、実際にウサギと接している人たちの生活の知恵なども随所に生かし、生物学的なことから医学的なことまで、分かりやすくまとめてあります。ベテランの飼い主さんはもちろん、初心者にも理解できるように、解説のイラストや、ウサギたちの写真もふんだんに盛り込みました。