うわさはどこで生まれ、どのようにながされ、その役割は何か。うわさを消し去ることは可能か。このとらえがたい現象、最古で最強のメディアの核心にせまる!
国定教科以前の世代に属した兵士たち。彼らの意識の中には、天皇も靖国神社も全くといってよいほどなかった。戦地から故郷に送った貴重な手紙を克明に分析。
60年代とは何だったのか。高度管理社会に突き進む80年代日本を脱出、アメリカ各地を旅して再現する1960年代アメリカとその遺産。
自己とは何かを深く問い、究極のリアリティの直接体験をめざした「永遠の哲学者」達。本書は、古今東西の神秘思想家の心に残る章句をテーマごとに集め、ハクスレー自身の解説を加えた珠玉の箴言集である。
江戸幕府成立から昭和現代まで。西洋の衝撃によって開幕した日本近代史はどこへいくのか!
本書は、はじめて児童文学を学ぶ方々の、児童文学を楽しむ手がかりになったり、児童文学観を確立するための道案内になるようにと編まれた。そこで、文学を狭義な枠に閉じこめないように心がけ、章分けを文学の歴史を意識しながら、ジャンルごとに流れを辿る方法をとってみた。
砂漠の道、そして草原の道をわたって遥かなるローマに至った壮大なシルクロードの旅は、再び長安を目指し残されたもうひとつのシルクロード“海の道”に船出する。本書は、地中海から紅海、インド洋、そして東南アジア沿岸、中国沿岸へと“シルクロード・海の道”をたどり東西交易と文化交流の歴史をさぐる冒険とロマンに満ちた大型記行ドキュメントである。
本書は医学生のための基本的な入門書として、また薬学、臨床検査学、看護学などを専修されるco-medicalの方がたにも病理学への理解の手助けを企図し、平易に、親しみやすい記述に心がけた。
北海道・稚内の「最北端の町」から沖縄県・久米島の「絣くくり」まで、全国77ヵ所の“日本のふるさと”を、ナイーブ画家・原田泰治が心をこめて描いた画文集。
宇宙開発のような国家的プロジェクトから産業活動、医療、教育といった日常生活に密接にかかわりのあるものに至るまで、システム工学の適応範囲は拡大の一途をたどり、また新しい手法も次々と開発されている。本書はシステム工学の本質を明らかにし、その占める位置や今後の対象、さらに現代と未来社会における意義と役割を、最新のデータと豊富な具体例をもとに平易に解き明かしていく。
近代建築の専門家二人が、ペンとカメラを手に、日本全国、はてはアメリカまで訪ね歩く。建物と人間たちをめぐる、魅力に満ちた物語の数々。カラー写真満載。