我が親父・冴木涼介は、東京・六本木に事務所を構える私立探偵。だが実際はずぼらで頼りがいゼロ、そのうえ女好きという、まったくの不良中年、アパートの大家さん・圭子ママの特別優遇で健気に生きてる僕・隆が、適度な不良高校生なのは仕方がない。そんな親父が密かに狙っている、僕の家庭教師・麻里さんが奇妙な事件の依頼主を連れてきた…。痛快アクションミステリー。
疲れ果てた現代人を超能力が救う。まちがいなくエスパーになれる。
この物語は、コーンウォール地方の昔話からうまれました。
半導体王国・日本は、いかにして生まれ築きあげられたのだろうか。本書は、半導体文明の発達を担った人たち、いわば「石に憑かれた男たち」を日米に追って半導体産業の歴史的全貌を描いた迫真のドキュメンタリーである。
全天をカバーする6等級までの肉眼用星図。9等級までの星雲・星図を網羅した双眼・望遠鏡用星図。約1000個の二重星、変光星、星雲星団などの詳細データ。約2010年までの朔望、惑星現象、ユリウス日などの一覧表。
宮廷の奴隷か、陰の実力者か。西太后の寵愛を受けた宦官が明かす「ラストエンペラー」の世界。
本書に収めたのは、中国古代の術数と称される分野のうちで、とくに占術にかんする論考・書評である。
本書では、32品目の野菜、271病害、99害虫をとりあげており、主な野菜の病害虫についてはほぼ網羅されている。
1942年、自由の天地を求めて若き探検家グループ21名は、憧れの大地へ飛び出して行った-。日本の生態学の第一人者で探検家でもある今西錦司を隊長に、森下正明、吉良竜夫、川喜田二郎、梅棹忠夫、藤田和夫ら、現在、アカデミズムの頂点に立つ諸氏の青春時代の探検記録。
本書は、ソフトウェア開発組織の管理者や技術者が、生産性と品質の向上に向けてどのように組織の改善を推進すべきかについて、またソフトウェアプロジェクトの実際の進め方について、大局的な観点に立ちしかも経験に基づいて詳しくそのノウハウを述べており、従来の多くのソフトウェア工学関係書とは違った、深い味わいを感じさせてくれる名著である。
高崎山のサルと過ごした3年間、原野を駆け回ったチンパンジー調査、硯学たちとの交遊ー。「サル学」の先駆者が、興味深いエピソードをまじえて語る自伝。
日本を支配する受験エリートたちはいま、何を考えているのか。小学校を休んでまで塾通いする受験競争の過熱ぶりから、有力大寡占を批判した中教審での攻防まで、私立中高一貫校をめぐる教育の現場を迫真のドキュメントで描く。
ゴルフ場開発にまつわる、さまざまな怪事件。現代社会の暗部に鋭く迫る。野心的長編社会小説の決定版。