70年前、カナダの田舎医師バンティングらによって発見された糖尿病の特効薬インスリン…。ノーベル賞が与えられたこの大発見の裏面には、研究者たちのただならぬ愛憎のドラマが渦巻いていた。
1997年7月1日香港は中国に、返還される。残留か、海外移住か。返還交渉が始まった年に香港中文大学経済学科を卒業したエリートたちの揺れる想いを追う。NHKスペシャル「借来時間」の出版化。
この童謡集、出演者はぜーんぶネコ。かわいいのばかりだけれど、もちろんそこはそれ、みーんな個性的な連中。純情でやさしいのもいるが、バッチイのも、オトボケなのも、アキレタのも、カワイソウなのも、ワザアリも、いるわいるわのおおさわぎ。書かれたうたも現代ふうのコショウがきいた、ウイットとユーモアにあふれています。
本書は、博物館・美術館とミューゼオロジーについて、多面的な問題をわかり易く、巧みなイラストを用いて解説したものである。
ドイツ技術の歴史と生活のかかわりを、社会経済史の視点から比較文明論的につづる。
難しい人間関係も、和をつくりだす戦略=和略がわかれば、信頼を得て部署内をうまくとりまとめられ、仕事の能率もあがり、順風満帆なビジネス航路を進むことができます。いま求められていることを「知り」、その責任や役割を「クリア」し、そして肩書を、「活用する」方法まで、上手に生きる“コツ”や、運をもたらす“ツキ”を満載した船井流仕事術の本。
環境汚染や動物保護について考える写真絵本。
やさしい冥想の原理から、10分間冥想法、そして永遠の冥想法までをわかりやすく解説した心の旅のガイドブック。
組合闘争にゆれる本多銃砲火薬店。その工場に勤める花城由記子が、遺書をのこして失踪した。社長の1人息子・本多昭一と心中するというのだ。しかし、昭一の遺体が発見されてからも、その行方は杳として知れなかった-。ついに殺人犯人として指名手配をうける由記子。姿を消した姉を追って、花城佐紀子は必死の捜索をつづけるが…。本格、社会派、サスペンスの見事な融合。ロマンにあふれた作風で、笹沢ミステリの原点をなし、第14回日本推理作家協会賞を受けた傑作長編。