「文章」とは?「文体」とは?作家が創作を重ねながら、文字通り身体で覚えた文章修業の奥儀を、正直にさらけ出した小説論のアンソロジー。谷崎潤一郎、三島由紀夫、丸谷才一ら、名だたる作家20人が磨きあげた「文章読本」のエッセンスを、吉行淳之介の目で抽出した決定版です。
普段は普通のサラリーマン亭主。ひとたび寝入ると…なんと夫は“寝言亭主”だった!!初めて聞いたときは、夫の寝言に衝撃と同時に大爆笑。翌日問い詰めると、まったく夫に記憶なし(ぷるぷる)。意味不明な言動、破天荒なセリフ、悲鳴、絶叫、笑い、涙、大暴れ(笑)…。そして寝言との会話。その一部始終を夜な夜なケイタイにメモる私(なにしてんだか)。妻による夫の寝言暴露集。
家出して、一年間同じコートを着つづけた遠藤周作。ちり紙を買う金さえなかった内田百〓(けん)。作家や芸術家らが貧乏だったあの頃を振り返る、ちょっと懐かしいエッセー集。
村上春樹さんは「葡萄」、江國香織さんは「メロン」。よしもとばななさんはもちろん「バナナ」…。くだものを作品のどこかに織り込んだ短篇小説やエッセー、詩から落語まで、32篇を精選したアンソロジー。みずみずしく、ちょっと甘酸っぱい、くだものたちの記憶が行間から立ちのぼる。
人間存在の不確かさから、背筋も凍る恐怖がにじみだすホラー短篇集。「ここにあるのは恐怖小説をずっと読み続けて来た私がおもしろいとおもったものばかりである」(選者解説より)。柴田錬三郎、江戸川乱歩、岡本綺堂、野坂昭如ら、13人の小説の名手たちが紡ぎだす非日常の異世界の数々。
家宝を取り返してほしいのーオリヴィアは家に忍び込んだ侵入者に銃を向けて言った。侵入者の名はサム・モーガン。裕福な投資家として知られる男だ。だがそれは仮の姿。オリヴィアは彼が腕のいい泥棒だと知っていた。だからこそ彼を罠にかけ、話し合いの場を設けたのだ。泥棒に、それもこんな魅力あふれる泥棒に頼みごとをするなんて、どうかしている…そうわかってはいたが、彼女にはどうしても彼の助けが必要だった。
ある人物の策略により、館の地下で発見した作曲者不詳の楽曲を、自分の作品と偽って世間に発表しなければならなくなったダニエル。さらに、雇い主のスカッキが何者かに殺害され、彼は自分の周囲で不可解な力が働いていることを感じ始める。スカッキを殺した犯人を突き止めようとするダニエルだったが…殺されたバイオリニスト、古い楽譜、骨董商の死、そして18世紀に起きた悲劇ーすべてに思いがけない結末が待っていた。二つの時代が重なる壮大な物語。
通算24枚目となるシングル。エッジの効いたダンス・チューンで、彼女のクールで扇情的なヴォーカルが堪能できる。カップリングの「Smile again」は自身の作詞による壮大なバラードだ。PVを収めたDVD付。
東部の名家で厳しく育てられたノラは、冒険を夢みる少女だった。しかしその無鉄砲さが仇となり、旅先のアフリカで治らぬ病に罹ってしまう。冒険も、結婚や子どもを持つ夢も絶たれ、失意の日々を送るノラ。そんなある日、西部にいるおばのもとを訪れることになり、再び冒険心に火がついた。だが、荒々しい大地と男たちに想いを馳せながらかの地に降り立った彼女を待っていたのは、薄汚れた身なりの意地悪なカウボーイだった…。
世界を見渡しても、ロンドンほど亡霊、怨霊が跋扈している都市はないし、あの紳士の国、イギリス国民の怪奇伝説、超常現象好きは、類を見ないのです。見逃せないスポットが、ロンドンを中心にイギリス全土に点在しています。亡霊に会いに、宇宙の謎の探検に、いざ出発!ここを訪れたら亡霊に逢える!?エリア別マップつき。
日本サッカーはいま何をなすべきか?“ロッカールームにいた男”からの緊急メッセージ!ユース世代、五輪世代、A代表、クラブ監督…若手の育成からA代表の今後まで、10数年にわたって日本サッカーを引っ張ってきた著者が、「今だから言えること」を正面から綴る。
少年、日高敏隆が小学生のときに気づいたチョウの「習性」を研究者・日高敏隆が20年の時を経て解き明かす。第30回毎日出版文化賞受賞作品が復刊。
インターネット・マンガとして話題を呼んだ、山賊原作『やさぐれぱんだ』を実写化したDVD。ぱんだの着ぐるみと青年との対話のみで進行されるコント集で、シュールでおバカな笑いが満載だ。
SFアドベンチャー最高峰!
新生SG-1結成! 邪悪なる敵オーライとの戦いが始まる!
青春期をいかに過ごすかが、その後の人生を決める。1960年から2001年に二十歳を迎えた多士済々41人に、東大・立花ゼミ生が切実な思いを込めてインタビュー。これから二十歳になる人、すでに二十歳を過ぎた人、新たなチャレンジをしようとしている人すべてに贈る人生のヒント集。
1978年に放送されたTVアニメ『ペリーヌ物語』で使用された音源を収録したアルバム。オープニングやエンディング主題歌はもとより、『機動戦士ガンダム』などで知られる渡辺岳夫によるサウンドの数々を楽しむことができる。