「いつの日か、君は、世界のために大切な仕事をする人間になるんだ」。「シックス・センス」「アンブレイカブル」「サイン」のM.ナイト・シャマラン監督が初めて描く絵本の世界を鏡リュウジが翻訳。
黒船の来航による「開国」からわずか百年のうちに、日本は急速な近代化を果たし、軍国主義へと突き進み、敗戦の痛手を味わい、アメリカの支配と高度成長を経て経済大国へと姿を変えた。この劇的な変貌を推し進めた力は、いったい何だったのか?『戦争の記憶』で日本の戦後を真摯に見つめた著者が、さらに広い視野からあざやかに描き出す近代日本の姿。
世界ランキングを争う選手たち、多額な報酬、ストイックなトレーニング、限界への挑戦…「大食い」は、もはや立派なスポーツだ!ホットドッグの大食いで6年連続世界一、前人未到の記録を叩き出す大食い界の革命児、小林尊。アジア人女性として小柄な体で不動の戦績を上げつづける女王、ソーニャ・トーマス。フィラデルフィア名物・狂乱の手羽先大食い大会でスーパースターの座を死守する、巨漢のビル・シモンズ。胃袋が破裂するほどの危険に身をさらしてまで、何が彼らを大食いへと駆り立てるのか?数々の大会を背後で牛耳る、国際大食い競争連盟の思惑とは?ばかばかしくも真剣な、大食いというスポーツの実態に迫る。
劇場版三部作からTV版まで『Zガンダム』の魅力をこの一冊に凝縮。
平凡なサラリーマンのニックのもとに、夕食会の招待状が届く。場所は町一番のイタリアン・レストランで、差出人は「ナザレのイエス」を名乗っている。半信半疑のまま招待に応じてみると、現れたのは30代のスーツ姿の男だった。男は優しく深い語り口でニックを魅了し、疲れた心を癒していく。男は本物のイエスなのか?読み手の心まですっとほどいていく不思議なファンタジイ。
ご存知?おみくじが出てくる辻占せんべい…追いかければ深まるばかりの京都の謎。好評の前作「京都の不思議」に引き続き、そのむすぼれをやさしく解き明かした意外雑学77篇。
一民族の殲滅をめざした壮絶な犯罪、ホロコースト。何がこれほどの惨劇を可能にしたのか。そのとき国家は、宗教は、そして一人一人の人間は、いったい何を考え、どう行動したのか。人間性をおびやかす歴史のブラックホールをのぞきこみ、人類が学ぶべき教訓をあぶりだす。
痛みがなく、安全な分娩方法で喜びの大きい出産を。安全で快適な出産をおこなうためのさまざまな無痛分娩の方法を紹介。
まさにムード歌謡。山本リンダの魅力でもある艶めかしい歌声を全面へ押し出しながら、ストリングスとスパニッシュなアコギの旋律を配色した情緒感たっぷりな演奏が響いていく。ついつい酔いしれてしまいたくなる、まさに夜の帳を彩る艶恋歌そのものだ。
中央アジアからの闇送金を受け取ったはずのアラブ系テロリストが逮捕寸前に自宅で自爆死し、捜査官4人が殉職した。瓦礫の中から発見された切れ切れの殉教ビデオは、アメリカ襲撃を予告していた。米仏の合同捜査チームは死亡したテロリストの銀行口座の入出金記録を手がかりに、謎のイスラムテロ組織「ヒジュラ」にたどりつく。金の出し手は誰なのか?金融サスペンスのベストセラー『匿名口座』の著者による会心の最新作。
驚異の頭脳に身体能力。そして、背に生えた美しき一対の翼ー違法な人体実験の犠牲となった6人の天才児たち。救出され平穏な暮らしを取り戻すも、ふたたび武装集団が襲い掛かる!その理由は少女マックスだけが知っている。今なお、どこかの病院で行なわれている神をも畏れぬ研究“復活”、その実験材料として狙われているのだ。奇蹟の存在ゆえに、ただ生きることさえも許されないのか!?非凡な子供たちの過酷な運命を描く、『翼のある子供たち』続篇。
「サルティンバンコ」「アレグリア」「キダム」「ドラリオン」すべての情熱がひとつになったときこの奇跡は起こる。圧倒的な独創性と肉体の限界を超えたパフォーマンスで観る者を圧倒するエンターテイメント集団がひとりの男の人生を変える。
「笑いは人と人とをつなぐ最短の道」と言う著者が、老いの悲喜こもごもをユーモラスに、しかし辛らつに語るショートエッセイ。
『ディオニュソスと秘儀の館』-古代カルトの儀式は、現代でも続いていた。その背景には、ローマの暗黒街に関わる大物たちの姿も見え隠れしていた。このままでは、誘拐された少女が新たな殺人事件の被害者となる可能性が高い。少女の行方を必死に捜す刑事コスタ。やっとのことで、遺跡の中にある『秘儀の館』を発見するが、恐ろしい罠が彼を待ち受けていた。自ら儀式の“生贄”となってしまった彼が、そこで見たものとは…。