昭和末期の落語界を揺るがせた一大事件・立川流旗揚げを背景に、入門から前座修業、甘く苦い若気の恋、売れない焦燥、真打昇進、師弟の情、ライバルとのすれ違いなど、芸人の心情を可笑しくも切なく描いた連作小説。著者自身による解説“その後の落語界・上”を収録。
365日いつも一緒の成都パンダ基地の研究員だからこそ撮れた!思いっきりかわいい写真満載。「こんなパンダ見たことない」。
北アフリカの砂漠を南北に流れるナイル川。その中流にある“王家の谷”にねむる歴代のファラオ(王)たち。死んだらミイラにしてもらい、死後の世界のために、すばらしい舟や宝を用意した人びとー。かれらの心には、どんな思いがあったのだろう。カイロ・ジムがついに、エジプトの謎にせまる。
ネイティブアメリカンの聖地からマヤ遺跡、ギリシャ、トルコ、アンコールワット、イスラエル、パレスチナ、ウクライナ、そして伊勢。世界の聖地を周って得られた、気づきと癒しのフォトエッセイ。
1955年、フロリダ州タンパ。チャーリー・ウォールが死んだ。酒の密売で財をなしボスとして街に君臨した男だった。だが、引退したギャングをなぜ惨殺する必要があったのか?現場に残された散弾と粒餌の意味は?ドッジ刑事を先頭に市警は執拗な捜査を展開、一方新聞記者ターナーも独自の調査で真相に迫っていったが…!キューバ革命前夜を背景に、現実の迷宮入り事件に大胆な解釈を加えて描きあげた時代ノワールの会心作。
スイスの大手企業を牛耳るコッホ家の別荘管理人のコンラートは、誤って別荘を全焼させてしまった。しかし、コッホ家の影の当主である創業者の元妻エルヴィラはなぜか彼を解雇せずにイタリアに行かせた。コンラートはそこで富裕な未亡人と知り合い幸せな生活を送っていたが、やがてアルツハイマー病を発症する。再びコッホ家に戻り治療を始めたコンラートだったが、そこには彼の記憶が蘇るのを恐れる人物がいた…。悠揚迫らぬ筆致で描く心理サスペンス。
師の女好きと自分の恋の間で揺れる花門(『講師混同』)、自死した師に精進を誓う由蔵(『先立つ幸せ』)、不自由な右足を見込まれて一座を手伝うかん吉(『はんちく同盟』)-。師匠に惚れ、先輩に憧れた五人の若手噺家の純情を描く傑作短編集。著者解説(その後の落語界・下)を収録。
その刑事の捜査方法は、実に奇妙なものだった。殺害現場の暗い部屋で、彼は遺体のそばにうずくまり、しきりに何かつぶやいている。まるで死者に語りかけるように。ホープは新しい同僚となるギデオンを部屋の外から見ていた。彼はいつも孤独な捜査を好み、手がけた事件はほとんどが解決ずみ。高級なスーツに身を包み、刑事には見えない雰囲気をたたえている。まさか犯罪組織とかかわり、情報や賄賂を得ているのでは…。彼につきまとい、さまざまな疑問をぶつけてくるホープに、ギデオンは相続財産のおかげで優雅な暮らしができると告げたが、高い検挙率についてはこう言うだけだった。「僕は死者と話すんだ」ホープは初め冗談だと思ったが、やがて信じられないことが起こった。
ヒットメーカー=グウィネスがSEXYなコメディエンヌに挑戦!
特典満載、オモシロサ倍増の<特別編>で登場!
【ストーリー】
ハルはごくフツーの男性。セクシーな超美人が大好きで、連日連夜ナンパ攻勢をかけるがフラれっ放し! ある日、偶然出会ったセラピストの催眠術でハルの理想のナンパライフに大異変が! 街で超美人ローズマリーに声をかけるとナンパは大成功! 2人はラブラブに! 実は、女性を外見的な美しさでしか判断しないハルを変えようと、セラピストは女性の心の美しさを視覚化する催眠術をかけていたのだ! つまり、ローズマリーは絶世の美人ではなかった! 果たして2人の恋の行方は?
ミッシェルのもとに、結婚式の招待状が送られてきた。差出人はなんと、彼女の10年来の恋人ではないか。ひどいわ、いきなりほかの女と結婚するなんて!泣き崩れる彼女を慰めてくれたのは、友人のタイラーだった。お金持ちで有能でハンサムで、あまりにも完璧すぎる彼に、かえって反発を感じて、昔から喧嘩ばかりしていたのに。彼のやさしさに触れたミッシェルは、ある計画を思いつく。タイラーに頼んで、一緒に式に出席してもらおうーとびきりすてきな、私の新しい恋人のふりをして。
アニメやゲームなどで人気の作品の実写映画版。雛見沢村に越して来た前原圭一は、新しいクラスメイトと楽しい毎日を過ごしていた。だが、圭一の周りで不可解な事件が起こり始めて……。
奇才・たいぞうの初イラスト画集。無垢な心で見つめた色とりどりな世界。
動物たちの育児には、人間が忘れてしまった「子育ての原点」があるー。動物たちは、徹底的に子どもを慈しみ、育て、一切の手抜きをしない。そしてその育児には、動物たちが進化の中で生み出してきた数百万年の知恵が凝縮されている。子育て混迷時代の今こそ、動物に学べ。
捜査ミスから同僚を死なせ、心身ともに傷を負ったキャシン刑事は故郷の海辺の町に戻り、小さな警察署で働き始めた。そんな折り、隣町で篤志家として知られる老人が殺害され、彼は捜査に駆り出される。高価な時計を売りにきたアボリジニの若者たちに容疑がかかり、彼らを追い詰めた警察は2名を射殺、1名を逮捕、事は落着に見えたが、キャシンは納得しなかった。単独捜査を続けるキャシンのまえに、やがて驚くべき真相が。
今回の改訂では、超高齢社会、格差社会といわれる現代の社会情勢を踏まえ、各分野において保健師が取り組むべき活動について詳述。
吉良上野介は二人いた?奇想天外な発想で描く忠臣蔵。誰もが知っている物語をみごとなまでに「別物語」に変身させ、痛快な読み物へと変身させてゆく。おなじみの「浅野内匠頭」、「大石内蔵助」から、「お軽勘平」、「討入」、「切腹」そして後日談の高輪泉岳寺まで、忠臣蔵の面白さを堪能する12編。
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アイルランド王の娘チェッサは、彼に出会ったとたん、心を奪われた。顔に傷はあっても、クリーブは美しい戦士だった。だが彼は、チェッサとノルマンディー公の跡継ぎとを結婚させるために遣わされた使者だった。チェッサは政略結婚の道具となることを拒み、クリーヴに、自分が彼に惹かれていることを素直に告白する。クリーヴはそんな彼女に半ばあきれつつ、自分の使命を果たそうと、強引に政略結婚の準備を進めるが…。
ある日の通勤電車で、トムは偶然CDの忘れ物を拾った。落とし主の手がかりを求め、自宅のパソコンで開いてみると、画面は監視カメラで覗いているような粒子の粗い画像を映しだした。場所はどこかのベッドルーム。黒いドレスの若い女性が、誰かを待っている。と、背後から覆面の男が短剣を振りかざし、女性を刺し殺したーこれは映画の予告か何かなのか?それとも…。世界26ヵ国語に翻訳されたベストセラー“警視グレイス”シリーズ、待望の第2弾。