フェミニズムの理論状況を概観し、女性の日常的経験と意識を中心にすえた新しい社会科学の方法論を確立する問題提起。
この世には二つの尺度がある。男の尺度と女の尺度である。私たちは、男の尺度=客観の前提を打破し、新しいフェミニスト英文学史を創造しなければならない。
独立革命の時代から今日まで200年にわたるアメリカ女性の歩みを辿り、フェミニズムはどのようにして生まれたのかを追求する。
既存の政治党派をのりこえ、批判的抵抗運動の中枢にあるイギリス・フェミニズムの思想と活動を生き生きと伝える。
“私は「解放」を謳わない”-暮らしの中でフェミニズムを生きる著者が、しなやかに感じ、するどく迫る〈近代家族〉の核心。
混迷する女性解放論の多様な論点を再検討、あるべき方向を探る。イギリスの〈穏健派〉フェミニストによる思索のすすめ。
20世紀最大の冒険と言われるフェミニズム思想をより豊かにするための挑戦の書。
国際的な女性解放運動の一環として発展してきたフェミニズム批評は、現代のあらゆる文学批評の方法と連帯して確立された。もっとも定評あるフェミニズム批評のアンソロジー。
この20年、女たちは何を論じ何を残したか。若い世代による批判的な吟味を通して、フェミニズムの90年代を展望する。
時代を読み解き、文化を識る珠玉の英文16編。
女のままでは仏になれない。女性を切り捨てて、男だけの世界を築いてきた仏教のゆがみを厳しく糾弾。
20世紀最後の冒険=フェミニズムは、来たる21世紀の社会にも大きなインパクトを与えるだろう。東大で行なわれた一般教育ゼミナールを再構成した,新しい視点からの,型破りのフェミニズム入門。
言語、精神分析、歴史、人類学etc.の学問体系をふまえ、20世紀批評を包括するフェミニズム文学批評または「差異」のつくり方。
中国革命は女と子ども、家族の問題をどのように変えたか。家父長制=社会主義を撃ち、中国の未来を展望するフェミニズムの洞察。