プラスチックは生活資材、工業用資材として多くの種類が開発され、実用化されている。しかし、実用化の陰でプラスチックを支えている各種添加剤については案外知られていない。添加剤にはプラスチックの実用上必須な安定剤と物性を改良したり、新規性質を付与するための改質剤がある。本書はこの添加剤の全貌ー種類、特徴、効果、使用方法、メーカー名ーについて解説したものである。
本書は、各分野でのツーリング技術を体系的に記述し、ツーリングの観点から航空機やミサイルの製造法について解説したものである。特色は、航空機の組立法から解説し、そのコンポーネントや構成部品である各種部品のツーリングや加工法に言及し、航空機製作法を豊富な写真や図版を駆使して理解を容易にしている点にある。
本書ははじめて、プラスチックの成形加工を学んでいこうとする人たち、その分野で英語での情報を必要とする業務についている人々を主に対象にしている。構成としては、英文、翻訳、解説からなり、章、節の終わりに重要な事項について再録している。成形加工では独特の表現があるので、それについては特記している。
自動車に対する価値観や取り巻く社会的状況が変化しつつある。従来、自動車の部品・システムに対して、高性能、高機能、低コストなどの項目が重視されていたが、最近はさらに、安全性や環境適合性などが強く要求されるようになってきた。それに伴い、自動車の主要構成材料であるプラスチックも新たな局面に立たされている。本書は、自動車用プラスチック部品の現状と今後の展開、各種プラスチックの紹介、自動車用プラスチックに関わる環境・品質管理の問題などをまとめ、関連分野に携わっている方々へ情報提供と問題提起を行なった。
『ぼくは君が好きで君はぼくが好き』たったそれだけのこと。だけどぼくの心は揺れている。スウィート&ビターテイスト。せつなさ漂う青春グラフィティ。
日本の景気は回復基調にあるといわれるが、今後も円高傾向であることにはかわりはなく、汎用樹脂の輸入圧力から逃れることはできないであろう。汎用樹脂の中でも技術集約度の低い大量消費加工製品は輸入品に市場を譲って、国内樹脂製品とのすみ分けが起こりつつある。今後、汎用樹脂の輸入は大きく伸びると予想されるが、積極的にこの輸入品を利用して、品質的に安定した加工製品を与えるコンパウンドの製造技術が開発され、それによって大きなコストダウンが期待できる。その技術に応じた添加剤の開発も今後は重要な課題であると考えられる。汎用樹脂に配合するものには、大きく分けてポリマーと各種の添加剤がある。これらは配合材料の活用によって汎用樹脂の機能を向上させたり、コストを低減させたりする。本書では「プラスチックから見た添加剤の市場動向」として、汎用樹脂並びに汎用エンジニアリングプラスチックに使用されている添加剤の需要動向を明らかにした。
容器包装リサイクル法対応再資源化技術・装置&施設整備計画の全容。
本書は、金型製作の厳しい環境や新技術の導入に対応すべき処方として活用されるために、プラスチック金型を設計・製作する現場の技術者をはじめとし、工業高校、高等職業技術校、専門学校、工学系大学などの学生のために執筆したものである。本書の最大の特徴は、長年プラスチック金型の設計・製作に関わってきた筆者が、現場の最新技術とそのノウハウに関して実例を詳細に紹介しながら、わかりやすく解説したところにある。つまり、本書の各事例を生きた言葉で理解しやすいように述べている点である。