私たちの身のまわりには、化学物質や化学現象が満ちあふれている。しかし、日常これらについて十分な基礎知識なしに接していることが多い。本書は、高校で化学を本格的に学習しないで大学へ進学した学生を対象に、30時間、2単位のテキストとしてまとめたものである。生活における身近な物質や現象(反応)に基づいて、基礎的な化学の概念や原理が身につくよう、平易に解説されている。改訂にあたり、燃料電池などの新しい内容を加筆し、各所データを更新した。
射出成形は造型自在の第一人者です。原料ペレットを円筒シリンダの熱で溶融し、スクリュウで練って射出するときには材料はほぼ液状です。形状は思いのままといえます。そのほか、ドームの人工芝・ファスナー・生分解性プラスチック・炭素繊維・プラスチック光ファイバ、知りたいことがよくわかる。
本書は、プラスチックの接着について、できるだけわかりやすく解説し、プラスチックと接着剤が容易にドッキングできるように心掛けた。また接着の事例、最近の特許、環境問題等についても紹介し、本書が入門書としてだけでなく実用書としても活用できるように工夫した。
経済産業省は、我が国鉱工業の生産活動の実態を明らかにするため、毎月、生産動態統計調査を実施し、調査結果を公表している。本年報は、平成14年に実施した生産動態統計調査のうち、紙・パルプ、段ボール、プラスチック製品及びゴム製品に関する調査結果についてとりまとめたものである。
優れたプラスチック成形用金型はよい金型設計から生まれ、その金型から目的に副った形状、品質の成形品が生まれる。本書は、成形品設計から金型加工まで、多くの研究開発を紹介しながら、金型つくりのヒントを提供している。
プラスチックレンズは、光学設計、レンズ材料、精密金型・鋳型、金型加工、成形加工、表面処理、測定・評価といった関連技術、設備、ノウハウの総合技術とシナジー効果によりはじめて世界に通じる製品、デバイスとして生み出されるものである。本書は、各技術分野、製品化のベテラン或いは新進の技術者が分担執筆したプラスチックレンズの総合技術書である。
毎日の生活でおなじみの食べ物・調味料・洗剤・道具などを使って気軽にできる実験を通して、化学の不思議に迫る一冊。
本書では、より多くの人が技能検定を受検しやすい環境を整備するため、婦人子供服製造、和裁などについて平成12年度及び平成13年度の1級及び2級の学科試験において実際に出題された問題とその解答をまとめた。
「生分解性プラスチック」は、廃棄後、土や海の中で分解するだけでなく、燃やしてもダイオキシンなど有害物質を排出しないという「環境にやさしい」プラスチックです。