本書の執筆者の方々はいずれも、斯界の権威で、「先端複合材料からみてフィラーはどうあるべきか」、「フィラーにはどのような性質が要求されるか」、「どのようにすれば機能の発現が達成できるか」を中心に、従来のフィラーの枠にとらわれず、新しい視点から最近の進歩が論述されている。
エンプラからバイオプラスチックまで。高性能・高機能プラスチックの技術的ポイントを平易に解説。
本書は、IT機器やAV機器などにおいて注目されている透明性樹脂と包装・容器用途などで注目されている透明性の樹脂について、材料メーカーの第一線技術者と、IT機器やAV機器といったデバイス方面の第一線技術者に、双方の見地から執筆し、最新の透明性樹脂のトピックスを網羅した技術書である。
微生物によって分解されるプラスチックが生分解性プラスチック。使用中は分解されませんが、用済みになった後は、これまでのプラスチックにはなかった肥料化やバイオガス化とったバイオリサイクルができます。
本書では、包装に関する日常の疑問を、技術系以外の方も理解できるように、そのエッセンスを分かりやすく説明しようと試みた。単位については従前の工学単位を用い、SI単位については巻末に換算表を添付した。
本書は、“機能性”に焦点をあてて第1章、第2章では顔料を作る立場から機能性の開発研究の動向を述べ、第3章では、機能性顔料を使用して機能性製品を開発する立場からまとめている。
これからの化学やバイオの研究や産業までも大きく変える可能性のある技術として幅広い分野から注目されているマイクロ化学チップ。第一線の研究者による本書は、動作原理から分析化学、合成化学、バイオ、医療診断などへの応用、マイクロ流体制御、微細加工、材料、表面技術など基礎基盤技術から応用までその全容を解説している。当該技術のマイルストーンであり、また現時点における技術総覧となる書である。
高性能プラスチックであるエンジニアリングプラスチック(以下、エンプラと略記)の歴史は、1956年のポリアセタールの登場によって始まった。その後、耐熱性の高い各種のエンプラが創出されると同時に、用途に合わせた材料の多様化、機能付与を目的にガラス繊維や炭素繊維などによる複合化、2種以上のポリマーを組み合わせることによって単一のポリマーでは得られない特性を有するポリマーアロイ技術や成形加工技術が進歩してきた。エンプラはこれらの技術によって、自動車、電気・電子やその他の産業における多くの市場を創出してきた。近年の精密重合、高次構造制御技術により、これらエンプラはさらに高性能化することが期待されている。そこで、代表的なエンプラの概要と最新技術についてできるだけ平易にまとめた。
世界中の人々を長年にわたり魅了し続けるレゴ・ブロックの世界。その魅力の秘密、ルーツがここにある。
反射型カラーLCDの基礎から各方式・各モードの反射型カラーLCDの技術開発動向および構成部材の開発動向について紹介。