プラスチック強度シリーズの3巻目として、耐衝撃性の問題を取り上げた。本書の前半では、もっぱら衝撃破壊機構とその力学についての解説を試みている。次に、衝撃は大きな負荷速度に対するプラスチックの応答という立場から、プラスチックの構造と耐衝撃性の関係を説明した。最後に、耐衝撃性の改質という立場で、いま最も普通に行われているポリマーアロイの問題を解説した。
本書はプラスチック材料強度シリーズの第2巻としてプラスチックの破壊靭性について、その力学的な意味から試験法や各種破壊現象への応用まで解説したものである。
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