1995年現在のプラスチック関連の主なJIS(日本工業規格)を抜粋したもの。
プラスチック製品は成形加工法により種々の形状のものがえられる。この加工法をよく理解するには、プラスチックの特性を理解することが早道とされている。それは特性を理解することで成形加工の合理化が可能となり、すぐれた成形品がえられるからである。本書では前半部でプラスチックの種類と特性を紹介し、後半部で成形加工法についてやさしく解説することにより、理解力を高めている。
プラスチックの本というと数多くのプラスチックを順に並べて一つずつ解説したものが多いが、本書では、まず、独自のプラスチック分類表で種類と特性を簡潔にまとめ、この表を基にしながら基礎を押さえた解説がされる。きわめて多いプラスチックの種類も、本書では必要最低なものだけに紋りこんであって、表の特性を身に付ければ、これから自分で知識を広げられるようになっている。プラスチックの本当の勘どころが分かる入門書である。
本書は、総合電気メーカーの材料研究部門に35年間所属していた著者が、民生用電気製品の構造用プラスチック成形品の信頼性設計のあり方を経験した実践例をまじえてまとめたものである。個々の高度な設計技術を駆使するだけでは、満足な実用的成形品が得られるとは限らない。「コストアップの要素を含む設計技術」と「できるだけ低コストに抑えたい現場技術」との調和を念頭においた設計手法こそ、高信頼性成形品を生み出す真髄であることを解説した啓蒙書である。
プラスチックが、構造用・工業用材料として、本当に信頼を得て使われるようになるためには、プラスチックにたずさわる技術者が、その材料の強度や破壊の特性を知る必要がある。最新の研究成果も含めて、プラスチックの強度問題が理解できるよう、平易に解説してある。
本書は、2000年10月末日現在におけるJISの中から当該分野に関係する主なJISを収集し、利用者の要望等に基づき使いやすさを考慮し、必要に応じて内容の抜粋などを行ったハンドブックです。
主要なプラスチック80種を網羅し、その特徴、物性、成形加工法、二次加工性、応用例を簡潔にまとめた。どのプラスチックが、どこで、どのように、なぜ使用されているか、また、プラスチックと金属の比較、構造と特性の関係なども図表を用いて分かりやすく説明している。主なメーカー名や商品名の最新情報も掲載し、実用の便を図った。
プラスチックの新グレードが、つぎつぎと登場する今日、バラエティに富んだ素材を適材適所に使うために的確な選択の目が必要となる。それには、まずそれぞれのプラスチックの現状をよく知ることが出発点となる。本書は市販されているプラスチックの中から80種以上を取り上げ、特徴、物性、成形加工性、二次加工性、応用例などを簡潔にまとめ、さらに、主なメーカー名を掲載した。
嵌め合わせ、接着剤による接合から、高周波、振動、超音波を利用した最新の溶着技術まで。接合の基礎から実践まで、材料別、接合面形状別のポイントを徹底解説。
この本ではイラストをたくさん用い、プラスチックの種類やその使い方、選び方などを初心者向けにやさしく解説している。さらにQ&A形式で、プラスチックに関する素朴な疑問や社会問題にも答えており、プラスチックの入門書として最適。
1996年2月末日現在のプラスチック関連の主なJIS(日本工業規格)を抜粋したもの。
本書は、2000年10月末日現在におけるJISの中から当該分野に関係する主なJISを収集し、利用者の要望等に基づき使いやすさを考慮し、必要に応じて内容の抜粋などを行ったハンドブックです。
プラスチックの新グレードが、つぎつぎと登場する今日、バラエティに富んだ素材を適材適所に使うために的確な選択の目が必要となる。それには、各々のプラスチックの現状を知ることが出発点となる。本書は市販されているプラスチックの中から約90種を取り上げ、特徴、物性、成形加工性、二次加工性、応用例などを簡潔にまとめ、主なメーカー名、商品名を掲載した。さらに特徴をよく示す図・表を充実させ使用の便を図っている。
身のまわりにはプラスチックを使った様々な製品が目に付く。それらは、私たちの日々の生活に大いに役立っているが、「環境」が社会問題化している現在、プラスチックのリサイクルは早急に解決しなければならない課題となっている。本書は、プラスチックに関連のある仕事をされている経営者・技術者向けに、さらにはリサイクルについての知識を得たいと思っている一般読者向けに、プラスチックの役割とリサイクルの意義・問題点をわかりやすく解説した。各樹脂の特性についても触れているので、読者はプラスチックの基礎から理解することができる。
エンジニアリングプラスチック(エンプラ)は強度と耐熱にすぐれ、年々用途が拡大してきた。しかし、エンプラの性質を真に理解して適正に使用されなければ、そのすぐれた特徴を発揮することはできない。本書は、エンプラを設計、利用される方々に不可欠な性質や応用例などを図・表を豊富に用いて解説、さらにメーカー名(商品名)を掲載した。