ダーウィンを驚愕させた、世界でいちばん賢い鳥とは…。人間を恐れず、好奇心旺盛で、いたずら好き。そんな魅力にあふれた鳥が南の果ての離島にいる。その名はフォークランドカラカラ。南米はティエラ・デル・フエゴの海岸からガイアナの熱帯林へ、この鳥に魅せられた著者はカラカラをめぐる魅力と発見にあふれた旅へ出発する。愛すべき鳥をめぐる壮大な冒険の記録。
北海道北部の日本海に浮かぶ島、天売島。ここは春から夏にかけて、ウトウやウミネコなど100万羽近い海島たちが「生命のドラマ」を展開する格好の繁殖地であるとともに、日本で唯一のオロロン鳥の繁殖地でもある。30年ほど前には8000羽もいたオロロン鳥が近年激減し、50羽前後にまでなってしまったことを知り、筆者は教師の職を捨ててまでオロロン鳥の保護に乗り出す。はたしてオロロン鳥の繁殖・保護はうまくいくのか?天売島という「小さな地球」で起こった出来事を通して、自然と人間との調和を考える。
まるでマイアミビーチのような暖かそうな海になんだかのんびりと、幸せそうに歩いているペンギンたち。私は、絶対にこの場所に行って見たいと思いました。
トコトコトコトコ。ペンギンたちが歩いていくよ。どこへ行くのでしょう?「ペンギン会議」に行くのだろうって?さあ、どうでしょう。いっしょに行ってみましょうか。
南極、午前3時。フォークランド、サウスジョージア、南極大陸で見つけたペンギンたちとの濃密な時間。南極半島を巡るフォト紀行。写真275点収録。
TOKYO FMの番組『岩合通信』から生まれた、とっておきのエピソードとHAPPYになれる写真の数々。
欧州宇宙機関は、おなら感知探査機を打ち上げて火星人の存在を確認しようとした。英国南極研究所は、飛行機が上空を通過するとペンギンが転ぶという噂の真相を確かめるため、軍隊までかりだして実験をした…とんでもない笑い話に聞こえるが、当の科学者たちは至極まじめに研究しているのである。時にイグノーベル賞を受賞してしまうほどの大研究をなんと54本も一挙に紹介!知の魅力を凝縮したサイエンス・コラム集。
京都出身の元OLが、“はんなり”どころか…。空飛び、山越え、海の中。
「ラー油は餃子にかけるもの」ではないのです、石垣島ラー油の場合。辛いだけではない、ハーブから作られる石垣島ラー油の秘密に迫る!石ラー簡単レシピ、ウワサの「辺銀食堂」メニューも。
オーロラ輝く厚さ1千mの棚氷、地球最南端の神秘の海と謳われる氷の海ー南極海の氷山、サウスジョージア諸島・サウスサンドウィッチ諸島など美しい虹の架かる亜南極の島々の浜辺、世界遺産に登録された絶海の孤島ーマッコーリー島、自然豊かな南米パタゴニアの草原、ニュージーランドの深い森、赤道直下のガラパゴス諸島ー氷の国から楽園の島々まで、世界の絶景の中でペンギンたちはたくましく生き抜いています。
地球ではこれまで5度の大量絶滅が起きている。隕石衝突、火山活動、氷河期到来など、いずれも突然の大規模な自然災害で多くの種が消滅した。そして現在、サンゴ類の1/3、淡水産貝類の1/3、サメやエイの1/3、哺乳類の1/4、爬虫類の1/5、鳥類の1/6、植物の1/2がこの世から姿を消そうとしている。恐竜時代には1000年に1種だった絶滅が、いま、毎年推定4万種のペースで人知れず進行しているのだ。このままでは、2050年には種の半分が消えてしまうかもしれない。世界各地でいったい何が起きているのか?そして原因は何なのか?絶滅の最前線で、歯止めをかけようとする研究者たちの時間との闘いが熱く繰り広げられている。『ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー』2014年ベストブック10冊に選ばれた話題作。