ディランがディランであることを証明する。
2016年ノーベル文学賞受賞後、初の新曲による最新作で、オリジナル楽曲によるニュー・アルバムとしては2012年発表の『テンペスト』以来、8年振り!
近年のスタジオ・アルバムとしては、主にフランク・シナトラがレパートリーとしていたグレイト・アメリカン・ソングブックと呼ぶに相応しいカバー作が、3作続いていた。
今作『ラフ&ロウディ・ウェイズ』は昨年末のツアー・バンド・メンバーと録音され、スタジオ・アルバムとして39作目を数える。
タイトルから想起されるのは、アメリカ大衆音楽の元祖的存在であるジミー・ロジャースの1960年発売作『My Rough And Rowdy Ways』。
“カントリーの父“と呼ばれながらも、その枠を大きく飛び越え柔軟性をもって音楽を作り続け、アメリカン・ポップスの先駆者となったジミー。
デビュー前からジミー・ロジャースの歌をカバーしていたディランらしいタイトルとなった。
「アイ・コンテイン・マルチチュード」を冒頭曲に据え、多様な音楽要素を交えながら繰り広げられるディランの歌、10篇。
過去を振り返りながらも普遍的な歌に昇華し混迷する世の中に投げかける。
これは正しく傑作だ。
フュージョンの名門レーベル、タッパン・ジーにおける名盤が紙ジャケットで登場。レーベル設立者のピアニスト、ボブ・ジェイムスの75年発表のアルバム。パティ・オースティンの参加も話題。
シーケル・ソングライターのシリーズ第4弾で、ボブ・ディランのソング・ブックを。ロニー・ドネガン「フェアウェル」やマーマレード「ミスター・タンブリン・マン」など珠玉のカヴァー作品集。
フュージョンの名門レーベル、タッパン・ジーにおける名盤が紙ジャケットで登場。レーベル設立者のピアニスト、ボブ・ジェイムスの77年発表のアルバム。ボズ・スキャッグスやピーター・フランプトンを大胆にカヴァー。
フュージョンの名門レーベル、タッパン・ジーにおける名盤が紙ジャケットで登場。レーベル設立者のピアニスト、ボブ・ジェイムスの79年発表のアルバム。ブレッカー・ブラザーズらニューヨークのトップ・ミュージシャンが参加。