アイデン&ティティによるディラン・カヴァー集と見まごうタイトルだが、実際はアイデンこと?みうらじゅん選曲による編集盤。ディラン本人が歌っているのでご安心を。みうら解釈による対訳およびイラストが添えられているのがご愛嬌。
大ヒット曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」を含む1965年リリースの名作。詩作と音作りの両面で冒険的かつ意欲的で独創性あふれる作品となっている。ロック史に残る1枚。
宗教色の濃い作品が3作続いた後に発表された83年作。マーク・ノップラーの素晴らしいギターもさることながら、スライ&ロビー、ミック・テイラーらの参加により落ち着いた完成度を誇る作品。
ディランの名曲群(それも渋めの選曲!)をジャズでカヴァー。ゆったりとしたリズム隊と、ムーアが操る吹奏楽器の響きが心地よい。あの詩がなくとも、このトリオの大胆かつ巧みなアレンジの前では、曲自体が語っているようだ。ディランとジャズ、どちらのファンにも。
ジャズ・ファンのストライク・ゾーンにびしっと決まった小気味のよい一枚。ポーターは無名ながらテクニックも表現力も達者だ。強力だが軽やかなタッチ。それが複雑なフレーズにも爽やかな印象を与える。かなり高得点のピアノ・トリオによる作品だ。
バイク事故の後、ウッドストックに隠遁し、約2年ぶりに発表した本作は、ナッシュヴィルで録音され、シンプルなアコースティック・サウンドが特徴の味わいあるアルバム。1968年作品。
カントリー・ミュージックに傾倒し、過去の作品からは想像もつかない美声で歌うという劇的変化が話題を呼んだ通算10作目。メロディアスな佳曲が多いのが特徴だ。1969年作品。