この本は、ロック・ミュージックが誕生してから最初の25年間にもっとも大きな業績をのこした人物、つまりボブ・ディランのアーティストとしての歴史をあつかっている。ボブ・ディランに関するすべての記録ーコンサート、レコーディング・セッション、インタビュー、リハーサル、人前に姿をあらわしたときのこと、出版、放送、レコード発売、曲づくりの記録を集めている。
60年代前半、フォーク界のプリンスとして脚光を浴びて以来、レコードを出すたびに、ステージに上がるたびに、発言をするたびに、ディランは変転しつづけ、聴く者にそのつど賛否の嵐を巻き起こした。ディランの足跡すべてが意味を持っていた60年代。若者が唯一、大人と対等でいられた、といわれるこの時代を知るのに、絶対に避けて通れないのがディランである。60年代のシンボルであり、ロック史に於いても最も重要なこの時代に欠かせない人物、ボブ・ディラン。その存在と意味をあらゆる角度から解き明かす。
『ボブ・ディラン全詩集』に新たに120篇を加え、ディラン自身が編集した決定版。アルバム未収録曲も多数収める。自筆挿絵18点、全篇英語原詩付。
伝説のロック・ラジオ番組『ボブ・ディラン・クラブ』(ラジオたんぱ)ついに活字化!!ボブ・ディランの謎めいた音楽ツールに迫る過激トーク30本を再構成、ヤング・ディランが聴き漁ったアメリカン・ミュージック(ジャケ写付き)を再発見していくディラン研究の決定本。ベースメント・テープスのすべて、ディランの師匠格ウディ・ガスリー、ランブリング・ジャック・エリオット、デロール・アダムスの完全アルバム・ガイド(ジャケ写付き)、ライヴ・イン・ジャパン(’78,’86,’94,’97)の全演奏曲目を一挙掲載。
20世紀のポピュラー音楽は、1950年代以降ロックの爆発的流行により様変わりした。アメリカ黒人のリズムと白人の伝統音楽が出会い誕生した、2つの魂をもつロックは、時代とともにその姿を変化させながら転がり続け、若者の声を反映し、偉大な文化へと成長した。王者エルヴィス・プレスリーから、伝説のギタリスト、チャック・ベリー、フォークの詩人ボブ・ディラン、永遠のポップ・スター、ビートルズとローリング・ストーンズ、ウッドストック世代のジミ・ヘンドリックス、ハード・ロックの父レッド・ツェッペリン、パンクの象徴セックス・ピストルズ、MTV世代のマドンナやマイケル・ジャクソン、そして90年代ロックを再燃させたグランジ・ロッカーたちまで、ロックの担い手を網羅。
ボブ・ディランをメインストリームとした20世紀のロック名盤を紹介したガイドブック。ディランズ・ヒーローとディラン60年代録音の名盤、ディランロックとディラン70年代録音の名盤など時代とジャンルにわけて各曲を紹介。現在入手可能のものから廃盤のものも含めて全300枚を収録。
“右脳経営”“右脳教育”…右脳は何をしているところ?脳が左右に分かれているように、心はほんとうに二つあるの?誤った「右脳信仰」を正して、左右の脳の協力関係をしめす。
大好きな歌のなかに見つける幸せのかたち…。
ミュージシャン、写真家、画家が、ジャケットにこめた思いとは。ジャクソン・ブラウン、イーグルス、ボブ・ディラン、ニール・ヤング、ジャニス・ジョプリンらの、ジャケットと人生をめぐるストーリーを、現地取材を中心にまとめた労作。
ボブ・ディランがゴスペルへ傾倒していた70年代の楽曲を、シャーリー・シーザーやアーロン・ネヴィルら実力派ゴスペル・シンガーがカヴァー。宗教色の強い9曲が蘇るほか、ディラン本人による80年のライヴ映像も収める。