日本、オーストラリア、ニュージーランドを廻ったツアーの後、ディランがバック・メンバーとともにスタジオ入りし、完成させた1978年作品。サックスや女性コーラスに色づけされた、美しいポップ・アルバム。
再生派キリスト教に入信したディランが、キリスト教と深く関わった1979年作品。ダイア・ストレイツのギタリスト、マーク・ノップラーをゲストに迎えてのタイトな音作りは聴き応え十分。
宗教色の濃い作品が3作続いた後に、83年に発表された回帰作。マーク・ノップラーの素晴らしいギターもさることながら、スライ&ロビー、ミック・テイラーらの参加により落ち着いた完成度を誇る作品。
23年ぶりとなる“グレーテスト・ヒット”シリーズの第3集。73〜90年のアルバムからディラン自身が選曲した13曲に新曲(7)が追加されている。またジャケット・デザインまで関与したという、いかにもディランらしいこだわりがファンにはうれしい。