大ヒット曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」を含む1965年リリースの名作。詩作と音作りの両面で冒険的かつ意欲的で独創性あふれる作品となっている。ロック史に残る1枚。
宗教色の濃い作品が3作続いた後に発表された83年作。マーク・ノップラーの素晴らしいギターもさることながら、スライ&ロビー、ミック・テイラーらの参加により落ち着いた完成度を誇る作品。
ディランの名曲群(それも渋めの選曲!)をジャズでカヴァー。ゆったりとしたリズム隊と、ムーアが操る吹奏楽器の響きが心地よい。あの詩がなくとも、このトリオの大胆かつ巧みなアレンジの前では、曲自体が語っているようだ。ディランとジャズ、どちらのファンにも。
ジャズ・ファンのストライク・ゾーンにびしっと決まった小気味のよい一枚。ポーターは無名ながらテクニックも表現力も達者だ。強力だが軽やかなタッチ。それが複雑なフレーズにも爽やかな印象を与える。かなり高得点のピアノ・トリオによる作品だ。
バイク事故の後、ウッドストックに隠遁し、約2年ぶりに発表した本作は、ナッシュヴィルで録音され、シンプルなアコースティック・サウンドが特徴の味わいあるアルバム。1968年作品。
カントリー・ミュージックに傾倒し、過去の作品からは想像もつかない美声で歌うという劇的変化が話題を呼んだ通算10作目。メロディアスな佳曲が多いのが特徴だ。1969年作品。
1975年に発表された、アコースティック・サウンドによる穏やかな印象の傑作。詩の面でもこれまでと一味違う味わい深い作品が多く収録されており、特に「愚かな風」は70年代を代表する1曲となった。
日本、オーストラリア、ニュージーランドを廻ったツアーの後、ディランがバック・メンバーとともにスタジオ入りし、完成させた1978年作品。サックスや女性コーラスに色づけされた、美しいポップ・アルバム。
再生派キリスト教に入信したディランが、キリスト教と深く関わった1979年作品。ダイア・ストレイツのギタリスト、マーク・ノップラーをゲストに迎えてのタイトな音作りは聴き応え十分。
宗教色の濃い作品が3作続いた後に、83年に発表された回帰作。マーク・ノップラーの素晴らしいギターもさることながら、スライ&ロビー、ミック・テイラーらの参加により落ち着いた完成度を誇る作品。