87年にザ・グレイトフル・デッドとともに行なったライヴ・ツアーの模様を収録した89年発表作。ライヴを信条とする二大巨頭が同じステージに立つという歴史的組み合わせによる作品だ。なかでも「ジョーイー」は名演として名高い。
ボブ・ディランのスタジオ録音作としては33枚目となる、3年ぶりのオリジナル・アルバム。米・仏合作映画『My Own Love Song』の楽曲製作過程からインスピレーションを得て着手したという要注目作。
オリヴィエ・ダアン監督によるロード・ムービーに提供された「ライフ・イズ・ハード」をきっかけにふくらんでいったという33作目。曲と演奏、ともにコンパクトながら、映像的な“語り”が際立つ内容に仕上がった。デヴィッド・イダルゴ(ロル・ロボス)が弾くアコーディオンが好アクセント。★
ボブ・ディランのスタジオ録音作としては33枚目となる、3年ぶりのオリジナル・アルバム。米・仏合作映画『My Own Love Song』の楽曲製作過程からインスピレーションを得て着手したという要注目作。
社会不安に揺れていた1960年代初頭のアメリカを歌ったボブ・ディラン初期の傑作。「風に吹かれて」「戦争の親玉」などが収録された、この2ndアルバムで、ディランは一躍プロテスト・シンガーとして知られるようになった。
名盤『ブロンド・オン・ブロンド』の発表後に遭遇した事故で重傷を負ったディランが、静養を兼ねてナッシュヴィルに篭って制作した1968年の作品。簡潔に深みを増した詩の世界と、シンプルなアコースティック・サウンドが特徴のアルバム。
1962年に発表された、ボブ・ディランの記念すべきデビュー・アルバム。趣向を凝らした多彩なギター奏法はもちろん、ディランのヴォーカルの表現力の豊かさ、ブルース・シンガーとしての魅力を存分に楽しめる一枚だ。
「風に吹かれて」から「ライク・ア・ローリング・ストーン」まで、ボブ・ディランの原点であり、フォークからフォーク・ロックに進む時代の選曲によるベスト盤。初期の名曲がズラリと並んだ必携の一枚だ。
プロテスト・ソングが中心となっている通算3作目は、ディランの強烈なメッセージが織り込まれた初期の傑作アルバム。初期の代表曲となったタイトル・ソングなどを収録した1963年発表作。
あるようでなかった画期的な1冊!弾き語り譜+原詞+写真&曲解説+証言。
賛否飛び交った前作『セルフ・ポートレイト』からわずか4ヵ月後に発表された1970年作。全曲オリジナル作品で、力強いフォーク・ロック・サウンドが貫かれた今作は「ディランが帰ってきた」と絶賛された。明快な歌声が見事な一枚。