米英のマスコミが嵐のような賞賛を贈った本書は、ディランの天才性を、驚くべき洞察力と角度からあますところなく描き出す。
ディランは難しい・声がヘン・怖い・長すぎる・聴いたことがないーそんなあなたに贈るディランの「聴きかた」。
“フォーク”のヒーロー、その革新者でもあるボブ・ディランの軌跡をアルバムを通して、デビュー時から現在までを鋭く徹底解説。
1965年夏、ニューポートで「事件」は起こったーフォークソング・リバイバルと左翼文化運動、ビートニクからヒッピームーブメント、ロックンロールまで、さまざまな立場から見えてくるディランの転向事件を追う。事件が、アメリカの歴史に残したものとは何だったのか。
洋楽ロック最新情報、インタヴューなど【表紙巻頭】ボブ・ディラン 1960年代から2020年代へ、ディランの全てを解明する 3月末、突如17分もの叙事詩“最も卑劣な殺人”をリリースし、世界に健在ぶりを見せつけたボブ・ディラン。先ごろ8年ぶりのオリジナル楽曲アルバムもアナウンスされました。1960年代から奔放にアメリカン・ミュージックを極めながら、2つの世紀を跨いで大胆な変革を続けるディランとは何者なのか、今だからこそ必読の総力特集! いまこの時期、最も心の拠りどころとなる表現者として、コアなファンはもちろん大多数の音楽ファンにも強くアピールします。●90年代、自身の楽曲構造の秘密を語った超稀少インタビュー(10P)●『ボブ・ディラン インタビュー大全』からセレクトした決定的発言集(8P)●徹底論考 : 変革と伝承を併せ持った巨人 ボブ・ディラン(4P)●注目最新アルバム、徹底ロング・レビュー (4P)●ライブ盤&ブートレグ盤を含む完全ディスコグラフィー(24P)など
あるようでなかった画期的な1冊!弾き語り譜+原詞+写真&曲解説+証言。
60年代中ごろの音楽シーンを、当時の空気とともに収めた名作音楽フィルム。エレキ・ギター片手に登場したボブ・ディランの見事な演奏は必見。さらに、ディランがエレクトリック・ロックへと転換する瞬間をも的確にとらえている。
60年代前半、フォーク界のプリンスとして脚光を浴びて以来、レコードを出すたびに、ステージに上がるたびに、発言をするたびに、ディランは変転しつづけ、聴く者にそのつど賛否の嵐を巻き起こした。ディランの足跡すべてが意味を持っていた60年代。若者が唯一、大人と対等でいられた、といわれるこの時代を知るのに、絶対に避けて通れないのがディランである。60年代のシンボルであり、ロック史に於いても最も重要なこの時代に欠かせない人物、ボブ・ディラン。その存在と意味をあらゆる角度から解き明かす。