舞台となるのはメキシコの片田舎にある小さな町セントロである。主人公は元新聞記者のスポーツ・ジャーナリスト。プロレスラーだった父親は、幼い子供と妻を捨ててメキシコに渡り、エル・ソルと名乗ってメキシコのリングで活躍していた。主人公は取材を名目にこの地を訪れるが、真意は別にあった。書き下ろしスポーツ青春小説。
漫画を読んでいると、それが非現実的な描写だとはわかっているのに、なんだかとても気になる事象に出くわすことがある。闘う男たちの驚異的な身体能力、無謀としか思えない特訓、人間に一目置かれるほど優秀なロボット…。これらを絵空事と割り切るのは簡単だ。だが、科学的な検証を加えてみると、荒唐無稽に見えていた漫画の世界がたちまち現実味を帯びたものになってくる…!漫画史上に輝く名作33作品の協力を得て放つ好評『空想科学「漫画」読本』シリーズ第2弾。
聖夜を背景にカーネギー賞作家ら5人が語る奇怪な物語。
修道院文化、聖遺物崇拝、巡礼、十字軍。時代に翻弄され、幾多の試練をくぐり抜けながら今もヨーロッパ各地にひっそり佇むロマネスクの教会堂。本邦初、画期的なCGで建築・構造を解明!扉口・柱頭の図像にこめられた時代のみずみずしい精神をよみとく。
長野県佐久市の人気パーソナリティが書き、涙と笑いを誘ったポケット版闘病記を大反響に応え、待望の単行本化。明るく前向きなキャラクターと“ガンバリマスク”で病院関係者や見舞い客を笑わせながら過ごした闘病の日々。そこから学んだこと、今振り返って思うこと…などを率直につづったエッセイ。
21世紀の企業経営は、リスクに対応し、その中から価値創造を求める必要に迫られている。その鍵が「企業全体のリスクマネジメント」に基づく経営パラダイムへの移行である。
「お前は何をやっているのか」。フロッピー電子カメラで失敗しながらも研究開発を継続すること一〇年。カシオの末高弘之氏は液晶ディスプレイ付きデジカメ「QV-10」を発売し空前の人気を得る。「デジタルなんてやめたほうがいい」。創業者の井深大すら否定し続けたデジタルオーディオに取り組んだ、ソニーの中島平太郎氏による世界初のデジタル録音機は、一〇〇台売って二〇〇件のクレームが来た。だが、その壮絶な技術者魂は、後に巨大市場に育つ音楽CDの誕生につながった。本書には「デジタル家電」の一番走者たちが、山根一真につい語ってしまった開発秘話がぎっしりつまっている。
ミイラにこめられた古代エジプト人の思いとその驚くべき技術を一挙公開!氷河や砂漠で生まれたミイラや、アンデス、シチリアのミイラなど、世界のミイラも紹介。ミイラの神秘を解き明かす1冊。
基礎から身につくネットワーク技術シリーズ第1弾!インターネットの標準プロトコル、IPとICMPの基本をやさしく解説。
LSIの作り方を設計から組み立て、検査まで、さらにはフォトマスクやウェーハの作り方まで含めて、工程順に易しく解説。半導体LSIに関しては多くの本が出版されています。しかし半導体LSIはどのようなものかを解説した内容がほとんどで、それがどのようにして作られていくのかを、工程を追って判り易く解説した本が欲しい、という声に応えました。
MEMSとは関わりが今までなかったが、これからこの分野に参入したい企業の方や学生の方のために著したのが本書である。本書では、MEMSの製造方法、様々な応用と動作原理、そしてその設計手法について概説する。MEMS技術に興味を持つ方、特に他分野からMEMS技術の応用を目指している技術者・研究者を想定して、できるだけ平易で実用的な内容とした。
衝撃の素顔公開!感謝の気持ちを込めて放つ、デストロイヤーからのメッセージと、未公開写真の数々!力道山!馬場!猪木!3人の英雄と闘った、数少ない証言者が、今明かす真実-。
ヴィクトリア朝時代のイギリスで、近代初となる水洗トイレを発明したトーマス・クラッパーの物語。エドワード7世、ジョージ5世に仕えた英国王室御用達技師の「糞尿まみれの一代記」。
本書では、分散システムの耐故障化技術、形式的設計検証技術、および、テスト技術の三つのテーマについて、最近の技術をカバーしつつ、大学院レベルの教科書、あるいは、研究者の参考書として使えるように、わかりやすく解説することを目指した。