ローリン・ヒル、ワイクリフ・ジョン、プラズの3人からなるフージーズが96年にリリースした2ndアルバム。ヒット・チューン「FU-GEE-LA」をはじめ、「キリング・ミー・ソフトリー」などの好カヴァーも収録された名盤だ。
鈴木啓之著『王様のレコード』にリンクしたCDで、鈴木啓之自身がプロデュース。アニメや特撮のCDは多く出ているがひと味違う。カヴァー・ヴァージョン「鉄腕アトム」やもうひとつのオリジナル版「鉄人28号」、オリジナル歌手によるクラウン版の「オバケのQ太郎」「ひょっこりひょうたん島」「ケロヨンのうた」、あまりCDに収録されたことのない「海底大戦争」「魔神バンダー」などレア音源多し!
2009年6月28、29日に東京国際フォーラムにて開催された、平成ライダー10周年記念ライヴの模様を収録する。豪華ゲストが勢揃いし、トークショウやパフォーマンス、オープニング曲などのライヴを披露し10年を振り返る。
ドゥービー・ブラザーズでも活躍した名シンガーのクリスマス集で、『イン・ザ・スピリット』『スルー・ザ・メニー・ウィンターズ』からの選曲に、未発表4曲とライヴ2曲を追加。オリジナルからスタンダードまで一貫してソウルフルな作りで、独特のスモーキーな歌声が温かい気分にしてくれる。
一つのアイデアから、たくさんのバリエーションを生み出せる。素材をダウンロードしてすぐに試せる。
戦争によって運命を狂わされた男と女。彼らがやがて希望を取り戻して力強く歩き出すまでを描き上げる。第69回アカデミー作品賞ほか9部門を受賞した感動作。ジュリエット・ビノシュの好演が光っている。
2台のマリンバとパーカッションのみで演奏する97年結成の女性トリオのminimumsが、YMOの曲をカヴァーしたCD。テクノ・ポップの人間臭いところを引き出したような音で、プリミティヴな味わいが強まっていながらも、四つ打ちのリズムも使うほかに音色がテクノっぽくてモダンなのが面白い。
タイトルと装丁からは想像できない、執念すら感じさせる復刻アーカイヴ。ディスク1冒頭の1928年録音を皮切りに、多数の初CD化を含む60年代〜21世紀までの名演がずらり。ぎっしりと文章が詰め込まれたブックレットも凄味満点。日本の現場でジャズを聴いてきた人は、ぜひ持っていたい内容。★
60年に発売された2枚のライヴ盤をCD1枚に編集・復刻(3曲が割愛された)。半分ほどの曲目はモノラル収録だ。最後の2曲は古い合唱ファンならお馴染みの編曲の“初演”音源。技術的には今やなかなか長閑と感じるものだが、時代を映した肩の凝らない演唱に、膝を打つ方も多そうだ。