1年2ヵ月ぶりのサード・アルバム。「Perseus-ペルセウスー」「赤い砂漠の伝説」「いつの日にか…」、竹内まりやのカヴァー「元気を出して」と4枚のシングルを収録。軽快なポップ・チューンもいいが、全体に施されたエスニックなテイストがよく合っている。
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※通常盤には初回限定盤には未収録の楽曲が収録されます。
【CD】全14曲収録
1:希望の歌?交響曲第九番? (交響曲第9番ニ短調 作品125第4楽章「歓喜の歌」)TBS系テレビ「はなまるマーケット」エンディングテーマ
2:桜の歌 (バレエ組曲「くるみ割り人形」より「花のワルツ」と「行進曲」)
3:運命のストール (G線上のアリア「管弦楽組曲第3番より」)
4:Melodia?君に捧ける愛の歌? (オリジナルポップオペラ) ※オリジナル楽曲
5:Aurora Curtain (組曲「展覧会の絵」よりプロムナード)コニカミノルタプラネタリウム「満点」2010年秋番組テーマソング
6:朝日と夕日のような君と (エリーゼのために)
7:君に逢いたい (カルメン組曲より「ハバネラ」) 日本テレビ系「ジャック10」6月エンディングテーマ
8:Mirage (シシリエンヌ)
9:SOULMATE (オリジナルポップオペラ) ※オリジナル楽曲
10:笑顔の理由 (弦楽セレナード) ヤクルト400TVCMソング
11:Splendid Life (亡き王女のためのパヴァーヌ)
12:春の願い (オリジナルポップオペラ) ※オリジナル楽曲
13:魂のレクイエム (怒りの日「ディエス・イレ」) ※ボーナストラック
14:Sailing my life (ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13「悲愴」第2楽章) ※ボーナストラック 映画『オーシャンズ』日本語版テーマソング
PS2ソフト『乙女的恋革命☆ラブレボ!!』のオープニング・テーマ「Higher&higher」など、ゲーム、アニメのテーマ曲を数多く手がける4ピース・バンドによるベスト盤。ハード・エッジなロック・サウンドと、美しく切ない情景を想起させるメロディ・ラインのバランスが見事。
99年、解散から14年ぶりにオリジナル・メンバーによって再結成された5人組の新旧混合ベスト。なぜ(8)を英語ヴァージョンで収録したのかは疑問だが、往年のヒット曲は漏れなく網羅している。解説付きなら若年層にも十分アピールできたと思うのだが……。
約2年半ぶりのアルバムで、大友良英、ヤン富田、ジム・オルークがプロデュース。アコギ、ハープ、笙、電子音などが神経質にポツポツと鳴り、カヒミの楽器的ヴォイスや朗読とともに、異次元的な音響空間を築いている。新世代のエクスペリメンタル・ポップといえるか。★
ゴダイゴのベスト・アルバム。幅広い層から根強い人気を獲得している名曲の数々が収められており、彼らの魅力が一挙に堪能できる。ファンから入門者にまでオススメの仕上がりだ。
サーリアホ:三重奏曲集
サーリアホ生誕60年を記念して「ONDINE」が進めている「サーリアホ・プロジェクト」の最新作は、彼女の室内楽作品です。『トリオ』と題されたこのアルバムは、様々な楽器による三重奏曲が集められています。『ミラージュ』は同時に2つの形態で作曲が試みられたもので、オーケストラ伴奏版はODE1130で聴くことができますが、こちらは更に凝縮された音楽が味わえます。『クラウド・トリオ』はタイトルの通り、雲が形成する上で、絶えず変化していく様子を捉えたもので、4つの部分は神秘的な美しさを見せています。『火山灰』はこのアルバムの中では最も早く書かれた作品で、もともとのアイデアは『la fumee (1990)』に由来しますが、全く違うテイストの音楽となっています。5つの部分からなる『Je sens un deuxieme coeur』、同じく5つの部分からなる『セレナータ』の変幻自在な音楽も興味をそそられます。(ONDINE)
【収録情報】
サーリアホ:
・ソプラノとチェロ、ピアノのための『ミラージュ(蜃気楼)』(2007)
・ヴァイオリンとヴィオラ、チェロのための『クラウド・トリオ』 (2009)
・アルト・フルートとチェロ、ピアノのための『Cendres(火山灰)』 (1998)
・ヴィオラとチェロ、ピアノのための『Je sens un deuxieme coeur(私は第2の心を感じる)』 (2003)
・パーカッションとチェロ、ピアノのための『セレナータ』 (2008)
スティーヴン・ダン(ヴィオラ)
ピア・フロイント(ソプラノ)
トゥイヤ・ハッキラ(ピアノ)
フローラン・ジョドゥレ(パーカッション)
アンシ・カルットゥネン(チェロ)
エルンスト・コヴァチッチ(ヴァイオリン)
録音時期:2011年3月14日、11月24-26日
録音場所:フィンランド、ヤルヴェンパー・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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作曲家・樋口康雄のCM作品を集めたアルバム。フィフス・ディメンションばりのコーラスなど、クラシックからポップス、ファンク、ジャズまでを幅広くこなす彼の稀有な才能に驚かされる。
ボブをはじめ豪華な参加メンバーにキャリア30年の足跡が見える。「TEEN TOWN」「KURU」はジャコへの意識の端的な表われ。演奏や音色、節回しにもそれを感じるが、ジャコやマーカスの影響を語るのは無意味で、櫻井自身の手で蓄積してきた血肉が結実している。「TEEN TOWN」やドナ・リーがモチーフに聴こえる!? 自作「BRIGHT MOMENTS」が楽しい。