直江に抱えられ、傷ついた身体で天御柱に向かった高耶。二人がその中で見たものは思念の歴史を刻む心御柱だった。過去を遡り、思念の激流に放り込まれた高耶は、懐かしい人の思念と出会い、導かれるまま魔王・信長を追う。一方、伊勢合戦は全国に飛び火し、苦戦する嶺次郎たちのもとに現代人の僧侶たちが集まった。壮大な“闇戦国”の果てに待つものとは!?「炎の蜃気楼」完結編。
YOUMEX設立時から続く、アニメや特撮番組の主題歌、挿入歌などをコンパイルしたベスト盤CDが2枚組、低価格で再登場。『ガラスの仮面』など84〜88年のTV作品の曲を楽しめる。
82〜83年に放送され、ヒットした人気アニメの音楽を集大成。羽田健太郎の音楽に、大野雄二の主題歌、エンディング・テーマなど、初収録音源も含めた完全収録盤だ。
『ときめきメモリアル』の虹野沙希役、『万能文化猫娘』の柴田リエ役など、数々の話題作に出演している人気声優、菅原祥子の5枚目となるアルバム。
あなたには“楽園”がありますか?好きな人や好きなモノに囲まれていればそれで幸福ですか?誰も死なない。誰も苦しまない。誰もが穏やかな生を約束された地。そんな場所があったなら、あなたは行ってみたいですか。-そこが、ヒトでなくなる場所だとしても。「楽園なんか無い」悪意ばかりが溢れかえる世界で、人間のなれの果てを狩るレイオットは言う。世界はくだらない。不公平で不条理で無意味だ。だけど、それでも絶望しきれないから人間は足掻くんじゃないのかー。榊一郎が贈る好調のハードボイルド・アクションファンタジー第6弾。
フレンチ・メタル・バンドによるセカンド・アルバム。歌詞はフランス語。若干、メロディに乗り辛いようにも聴こえるが違和感はほとんどなし。キーボードを配したオーソドックスなハード・ロック熱は言葉の垣根を超えて皮膚感覚で伝わってくる。一聴の価値はあると思う。
城北高校のお膝元松本城で起きた幽霊騒動(「ふたり牡丹」)、自らの過去を知る面差しの似た女性に千秋は…(「鏡像の恋」)、赤鯨衆に潜り込んだ内通者の正体とは(「真紅の旗をひるがえせ」)高耶、兵頭それぞれの心におりてくる思い(「さいごの雪」)。城北高時代から赤鯨衆での日々まで、懐かしいあの頃が甦る「炎の蜃気楼」サイド・ストーリー。珠玉の短編集。
自分自身への応援歌なのに、その先に広大な宇宙の存在を感じさせるスケールの大きさがなんともいえない魅力になっている。初期のウジウジぶりが表面的には影を潜め、重厚さすら漂う。(2)のポップなタッチが彼女の魅力をより引き出していて、この路線をもう少し色濃く……。