熊野が炎に包まれ、大斎原が鳴動を始めた。伊勢では礼に換生した信長の手によって禁忌大法が成就し、内宮が陥落した。大混乱の中戦況は厳しくなるが、やがて純白の十二単をまとった乙女たちが戦場に降りてきた。降臨した歴代斎宮による大祓えが始まり、怨霊たちの殺気を鎮めていく。巨大な力を手中に収め、幻宮に入った信長。布都御魂を取り戻し、礼を救うため、高耶は幻宮へ。
THE LUNATIC THUNDERのメンバーであるAKILAのソロ・プロジェクト・デビュー作。民族楽器をフィーチャーしたサイケデリック感あふれるテクノ/トランス・ミュージックが聴ける。
メンバー交代を繰り返しながらJ-フュージョンの歴史を作ってきた人気グループ25周年記念アルバム第2弾。卒業生に加え、ともに時代を築いてきたライバルもご招待。心を寄せ合うことで次世代フュージョンを見据えようとばかりにスリリングなサウンドを展開。
ファンクのグルーヴに乗りながら、クールな眼差しとホットな躍動を交錯させながらジャズする(1)。すると、(2)はリチャード・ボナのベースと歌をフィーチャーしたアフリカ色の彩りも鮮やかな演奏へ。本作はスターンのもともとの持ち味とボナの個性とが両立し、聴きどころたっぷり。
1年2ヵ月ぶりのサード・アルバム。「Perseus-ペルセウスー」「赤い砂漠の伝説」「いつの日にか…」、竹内まりやのカヴァー「元気を出して」と4枚のシングルを収録。軽快なポップ・チューンもいいが、全体に施されたエスニックなテイストがよく合っている。
取人の村で傷を癒す景虎。その前に現れたのは速之助に換生した安田長秀だった。速之助の肉体を易々と奪い、傲慢を隠さない長秀に景虎の激しい怒りが!?やがて旅立った一行は近在の橋に棲みついた怨霊退治に乗り出す。お百度渡りをすると十三神将が出現し、願いが叶うという。母の病を治そうと“物の怪橋”に呑み込まれた少女の思いを知った景虎は自ら橋のお百度渡りに挑むが…。
禁忌大法完成の『国譲り』を行うため内宮に現れた信長の前に立ちはだかったのは、弥勒の時空縫合を破り“遙か未来のイセ”から帰還した直江だった。『魂核死の手形』を得るために信長の真の僕となるか、布都御魂を得るために戦うか、直江に選択の時が迫る。伊勢の市街地では景虎方と織田方の怨霊が激闘を繰り広げ、一方“黄泉”の世界では、礼が、流された天孫方の神々を集め始めていた。