天才ヴォーカリストの呼び声も高い清貴がいよいよ1stアルバムを発表。ドラマ主題歌や番組テーマ曲2作をもちろん収録した、R&Bからア・カペラまで幅広い音楽性を示す会心作だ。
スウェーデン出身のプログレ・ハード5人組の2作目。今回、新たなシンガーを迎え、スリリングな高揚感を増したのは一歩前進。ドリーム・シアターをお手本としたメタリックなプログレ路線を踏襲、テクニカルなインストが聴きどころだが、曲は面白味に欠けイマイチ。
ファンクのグルーヴに乗りながら、クールな眼差しとホットな躍動を交錯させながらジャズする(1)。すると、(2)はリチャード・ボナのベースと歌をフィーチャーしたアフリカ色の彩りも鮮やかな演奏へ。本作はスターンのもともとの持ち味とボナの個性とが両立し、聴きどころたっぷり。
3社合同企画《ゴールデン☆ベスト》第3期。79年結成のスピードウェイには、のちにTM NETWORKを結成する小室・宇都宮・木根が参加している。
1年2ヵ月ぶりのサード・アルバム。「Perseus-ペルセウスー」「赤い砂漠の伝説」「いつの日にか…」、竹内まりやのカヴァー「元気を出して」と4枚のシングルを収録。軽快なポップ・チューンもいいが、全体に施されたエスニックなテイストがよく合っている。
フレンチ・メタル・バンドによるセカンド・アルバム。歌詞はフランス語。若干、メロディに乗り辛いようにも聴こえるが違和感はほとんどなし。キーボードを配したオーソドックスなハード・ロック熱は言葉の垣根を超えて皮膚感覚で伝わってくる。一聴の価値はあると思う。
フランスを代表するマニガンスの初のライヴ・アルバム。母国での公演を収録したもので、異様な盛り上がりを見せている。様式美も感じさせるメロディックなパワー・メタルは、スタジオ音源以上に力強さと伸びやかさを持ち、聴きごたえも充分。
THE LUNATIC THUNDERのメンバーであるAKILAのソロ・プロジェクト・デビュー作。民族楽器をフィーチャーしたサイケデリック感あふれるテクノ/トランス・ミュージックが聴ける。