MAXの4年ぶりのアルバムは、オルゴールのプロローグ(1)と間奏(6)、エピローグ(15)を付け、一枚のアルバムとしてストーリーを持たせている。デスチャっぽい(2)もあれば、いつものMAXらしい(5)、沖縄出身のMAXならではの沖縄テイスト(8)(9)、カヴァー(10)もあって飽きさせない。
ステレオラブやハイ・ラマズのプロデューサー、フルトン・ディングレイが手掛ける三人組のデビュー作。けだるいヴォーカルとファズ・ギターの取り合わせ、60年代カリフォルニアのサイケ・バンドを思わせるアレンジは、この手の音好きにはたまらない。
2006年2月リリースの1stソロ・アルバム。色っぽい表情を覗かせる「WISH」やキャッチーなサビが印象的な「YOU」など、これまでにリリースされたアニメ主題歌を中心に収録。ベスト的なセレクションが嬉しい。