日本人の島国的発想にもとづく“日本人論・日本文化論”。“西欧人論・西欧文化論”がいかに偏見と独断に満ちているかを、英語と日本語との比較を通して縦横に論じた文化論。著者が、その恐るべき語学力を駆使して展開する「言葉くらべ」による論証は、“外からの視点”で日本人を新たに検証し、従来の日本人論に再検討を迫るる“果たし状”でもある。
この本では、身近な家庭用品や消耗廃棄物・容器・包装品を活用する実験を数多く登場させました。キッチンに転がっている物や、ごみ箱行きの物など大いに活用してほしいと願っています。
小さな脊椎動物メダカは、愛玩用ばかりでなく早くから博物学の対象となり、近くは生物学、さらには環境科学の研究にも大きな役割を果している。著者は半世紀にわたって、その繁殖の謎を追い、放射線の影響を探り、発ガンのメカニズムを調べ、老化現象に挑んできた。本書は、野外でマクロ的把握と実験室でのミクロ的解析の両次元から、ヒトにも共通する生命現象の不可思議を解明し、自然科学的生命観を確立しようとする試みである。
本書は、無脊椎動物から昆虫類、魚類、両生類、鳥類、高等哺乳類に至る動物材料について、その動物材料の入手法と飼育法、突然変異の作出と分離法、遺伝子分析法と染色体地図、その動物を使用してできる実験法の特長とその利用などを平易に、かつ詳細に解説した実験研究書。
ふるさと五島列島に、身近な人々に、猫に、花に…、たっぷりと愛をそそいでホットに生きる著者の最新エッセイ集。
統計学の権威である著者が広い視野からなじみやすい話題を拾いあげ、わかりやすく解説しています。
海、山、野の生き物たちのドラマチックな誕生の瞬間をとらえたフォト・ドキュメンタリー。
就職2年で退社、ハーバードMBAというビジネス・エリートへの切符を手にしたものの、アメリカ企業も日本企業も〈異文化〉だった。自分の居場所さがしを率直かつ赤裸々に綴った新感覚ビジネス渡世。
現在の消費社会に疑問を持った家族たちが、農作業をし、互いの得意分野を教えたりしながら、新しい暮らしに挑戦する記録。