本書の直接的な問題関心は、二〇〇五年から二〇一五年までの時期を中心とした女性のM字就業の解体を中核的内容とする日本におけるジェンダー革命の端緒的展開の予測と二一世紀の世界史的なジェンダー革命の展望を明らかにするための歴史的・理論的考察である。そのためにフェミニズムの古典としてのボーヴォワール『第二の性』と、マルクス経済学の古典としての『資本論』とを比較検討しつつ、マルクスが検討しえなかった歴史と現状の資料、とくに性・生殖史と近現代の人口史の資料によって『資本論』を再検討する。
澁澤龍彦、稲垣足穂、小栗虫太郎、谷崎潤一郎、宮沢賢治、江戸川乱歩、三島由紀夫ほか、伝説の博学が偏愛の作家に就いて語る。緻密にして破格な論考四十数編をついに集大成。
現代日本におけるジェンダー革命の端緒的展開という本書初版の予測は労働力人口動態と2002年までの女性労働力率動向にもとづいたものであるが、基本的に的中しつつある。2002年以降フェミニズムにたいするバックラッシュが強まり、予想よりも若干進度が遅れたが、労働力率の最新動向は2015年までの女性労働力率の脱M字化予測を確証しつつある。第二版では、女性労働力率の最新動向を付加し、補注を行った(「第二版はしがき」より)。
やんばる・奥の果樹園のシークヮーサーには驚くべき多様性が見られる。その背景には、異なる形質の果実に名前をつけ、意図的に維持してきた地域の人々の営みがあった。土地の「コトバ」、人々の「暮らし」、それを取り巻く「生きもの」の強固な連関を軸に、文化と自然が密に交感しながら多様性を育む様を明らかにするとともに、消滅危機に瀕する地域言語の継承問題にも焦点を当てる。
2021年11月14日に開催された「Vivy -Fluorite Eye's Song- Live Event〜Sing for Your Smile〜」を完全収録。
主人公ヴィヴィ役の歌唱を務める八木海莉をはじめとする歌姫AIを担当したシンガーたちが出演し、
神前 暁(MONACA)とミュージシャンたちによる生演奏で、「Vivy」を彩る数々の楽曲を奏でます。
完全生産限定版特典として全楽曲のライブ音源を収録したCD2枚組をはじめ、
特製ブックレット、ドラマパート脚本ブックレット、歌姫・音楽制作スタッフオーディオコメンタリーなどを封入。
【本編ディスク収録楽曲】
01「Sing My Pleasure」/ヴィヴィ(Vo.八木海莉)
02「Happy Together」/汎用型歌姫AI(Vo.コツキミヤ)
03「My Code」/ヴィヴィ(Vo.八木海莉)
04「Happiness」/ヴィヴィ(Vo.八木海莉)
05「Ensemble for Polaris」/エステラ(Vo.六花)・エリザベス(Vo.乃藍)
06「First Step」/エステラ(Vo.六花)
07「Just Once More」/エリザベス(Vo.乃藍)
08「A Tender Moon Tempo」/ヴィヴィ(Vo.八木海莉)
09「Present for You」/ヴィヴィ(Vo.八木海莉)
10「Sing My Pleasure(Grace.ver)」/グレイス(Vo.小玉ひかり)
11「Live It Up」/グレイス(Vo.小玉ひかり)
12「Galaxy Anthem」/ディーヴァ(Vo.八木海莉)
13「Harmony of One’s Heart」/ディーヴァ(Vo.八木海莉)
14「Soundtracks Special Medley」
The Minutes Are Ticking Away
〜 Vivy -Progressive-
〜 Vivy -Cutting Edge-
〜 "It's not about how long we live, it's how we live."
〜 THE FINAL BATTLE
〜 Vivy -Unrivaled-
15「Elegy Dedicated With Love」/オフィーリア(Vo.acane_madder)
16「Think of You」/オフィーリア(Vo.acane_madder)
17「Song for Singer」/ディーヴァ(Vo.八木海莉)
18「Fluorite Eye’s Song」/ヴィヴィ(Vo.八木海莉)
19「Sing My Pleasure」/ヴィヴィ(Vo.八木海莉)・グレイス(Vo.小玉ひかり)
20「Fluorite Eye’s Song」/全アーティスト
<キャスト>
【アーティスト】
ヴィヴィ / ディーヴァ:八木海莉
汎用型歌姫AI:コツキミヤ
エステラ:六花
エリザベス:乃藍
グレイス:小玉ひかり
オフィーリア:acane_madder
【ミュージシャン】
Guitar:堀崎翔/奈良悠樹
Drums:佐野康夫
Bass:田辺トシノ
Keyboard:岸田勇気
Strings:室屋光一郎ストリングス
Meister:神前 暁(MONACA)
©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
わが国の会計学は、主としてドイツとアメリカの会計学より養分を吸収して発育を遂げた。第2次世界大戦後はアメリカの影響が濃く、戦前のドイツの影響の名残は薄らいでいる。今後もアメリカの理論や実践についての研究がますます関心を集めよう。それだけに、この国の会計学を断片的でなく全体として理解する態度が肝要であろう。本書は、アメリカ会計学の生い立ちと発達の模様を会計制度史を背景に考察している。財務会計論に主眼をおいて、管理会計論は生成期とその後は財務会計論に何らか関連をもつ限りにおいて取り上げた。