望は貴門を超えるか。貴門を貴族と考えれば、それを超えるのは王侯のみである。奴隷をのぞいて、この世で最下級にいる一男子が、君主になるかもしれない。小魚が虹橋を渡って龍と化す、そんなことが千載に一度はあるかもしれない。
いま、始まったばかり…。それは、心豊かな文化と、はじらい深い福祉と、やわらかな仕事場を持つ街で、やさしい人々が住めるところなのです。
奇妙な妖怪たちが闇の京都を行列をなし徘徊する…。日本のお化け絵の源流「百鬼夜行絵巻」はなぜ生まれ、何を描いたのか。異界の達人たちが日本の「闇の文化史」の謎を解読する。
小児癌と闘った少年詩人の不屈の魂といのちの詩。
いい絵を見るということは読書やスポーツ、それに音楽を聴くことと同じほど楽しいことなので、もしまだ絵をゆっくりと見たことのないひとは、ぜひ美術館や展覧会に出かけてみてください。そしてできることなら、大原美術館のようなすばらしい絵画を展示している美術館にまずでかけることをおすすめします。そして、もしどうやって絵をみていいのかわからないときは、本書に書かれているような質問をあなた自身にしてみてください。
手紙を食べちゃった黒ヤギさん。ハイジのかわいいおともだち。おばけのトロルをかしこい知恵でたいじした3匹。ヤギは、いつだって、子どもたちのアイドルだ。でも、かわいいだけのヤギさんじゃない。ヤギ汁は南の国のすてきなごちそう。ヤギチーズは、とっておきの高級チーズだ。さあ、やんちゃなヤギとのくらし、きみもはじめよう。
「工人招募」の貼紙に応募してきた吃音の大男が、周囲から愚弄されながらも勇者として認められるまでを描いた1944年芥川賞受賞作「劉広福(リュウカンフウ)」、苦界に生きる女性とのかかわりに“私”の心の彷徨を重ねた戦後の代表作「私のソーニャ」、異母兄との交流を綴った読売文学賞受賞作「風祭」、ほかに文学に纒わる随想など八木義徳の代表的作品を一冊にまとめた名作選。
わたしたち日本民族は東アジアで何をしたのか。誇り高い「日出づる国」の歴史と栄光を描く、「古代からの伝言」シリーズ第一弾。
ナイル鱸、大鮪、金眉魚…魚談義は盛りあがり博学の料理人が大演説、賢人たちの宴は果てない。
痛快!やればできた、もう一つの働き方が地域をまきこむ。多様化する農村女性起業をさまざまな視点からさぐる。