アウグストゥスの基軸をもとに盛り上がるローマ。皇帝ネロに代表される帝国の爛熟-埋没したポンペイの落書きから、人びとの豊かさと、極まる繁栄のなかに芽生えた帝国の慢心を読み解く。
2004年1月、渋谷にオープンした「HEADGOONIE BOOKSTORE」。オリジナルTシャツや、冒険、SF、80’sなどの「本」を扱うブックショップ。タイクツな毎日に飽きちゃったオレらが、いきなりお店を始めちゃった!原宿の落ちこぼれ集団「東京グーニーズ」が、オリジナルなお店のつくりかたを、マンガとテキストで紹介。こんなヤツらにだって店は持てる。
儒教・国学・神道など伝統思想に規定された知識人主体の独自のあり方を、フェミニズムやジェンダー史の視点からより豊かにとらえようとした幕末・近代思想史。
尾張藩主徳川義直により、嫡男の指南役として江戸行きを命じられた麒麟児柳生七郎兵衛(連也斎)。が、道中彼を待ち受けていたのは、天下の剣を標榜する江戸柳生の十兵衛だった。何故狙われるのか?透けてくる謀略に思いも寄らぬ姿が見え隠れし…。
古代文明、生命進化、霊魂の実在…最新科学が提示する驚異の超仮説。
西武王国の解体はアメリカ主導の「郵政民営化」に向けた抵抗勢力一掃の序章だった。そして丸裸になった日本は食い物にされていく。
ベルリン、ヴェネチア、世界の映画祭を次々制覇。韓国映画界の奇才、キム・ギドク監督。その世界を完全解析した、全世界初のオフィシャル・ブック。遂に日本上陸。
闇に悲鳴が轟いた。南町与力の青柳剣一郎が駆けつけると、別れたばかりの同僚が斬殺されていた。これが、八丁堀を震撼させる与力殺しの幕開けだった。さらに二人、三人と与力ばかりを一刀のもとに斬り伏せる居合の達人とは何者か?風烈廻りから急遽探索の長に抜擢された剣一郎だが、息子の剣之助までが囚われ、絶体絶命の窮地に!人気シリーズ第三弾。
親業に出会うことが、コミュニケーションの質を変え、人間関係を変える。それだけではなく、自分自身への見方、考え方を変える、自分の欲求が明確になる。そしてそのことが、その人の人生の質までを変えていく。
第57回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞・柳楽優弥受賞後初主演映画のVISUAL BOOK。撮影現場に密着、映画にかける真剣な顔、ふと見せる素顔etc.を1冊に凝縮。
十兵衛は斃され、自らも敗れた江戸柳生総帥の宗冬は、汚名返上のため、裏柳生を統べる列堂に、尾張の連也斎暗殺を命じる。他方、江戸と尾張が争う最中、隙に乗じて幕府を手中にせんとする徳川御三家紀伊の謀略も進んでいた…。
むかしむかし、「ブッキラボー」という名のやぎの3きょうだいがいました。3びきはおなかがぺこぺこ、かわのむこうのおかのうえでたっぷりたべてしっかりふとりたいとおもっていました。でも、そこへいくには、いじのわるいみにくいトロルがいるはしをわたらなければなりません。キィ、ギィ、キィ、ギィ!とはしがなります…。ポール・ガルドンが描くノルウェーのむかしばなし。
かのホメロス「オデュッセイア」の舞台を宇宙におきかえ、われらがロードストラム船長とその乗組員たちが繰り広げる大冒険を綴ったラファティ版英雄叙事詩。一行が向かうのは、快楽を貪る世界、巨人たちが毎日死ぬまで戦う世界、時間が異様に速く過ぎる世界、そして人喰い世界。世界のすべてを支える男の替わりを務めたり、はたまた動物に変身させられたり。危機また危機!故郷ビッグ・タルサにたどりつくのはいつの日か…奇想天外なアイデアの連続、どす黒いユーモアと幻想的ロマンティシズムに彩られた奇妙奇天烈な豊饒世界。偉大なるほら話の語り手、ラファティによる傑作長篇がついに登場。
大徳寺真珠庵に伝わる最古かつ最高峰の百鬼夜行絵巻の全貌があきらかに。真珠庵本の愛すべき妖怪たちが、原寸を上回るサイズで巻頭を飾ります。初公開の狩野宴信作の『百鬼夜行図巻』をはじめとして、これまであまり目に触れる機会がなかった妖怪たちが目白押し。版本、錦絵、絵本から着物の絵柄にいたるまで、広がる百鬼夜行の世界をご紹介。
安藤美姫、荒川静香、村主章枝、本田武史、織田信成…。選手の知られざる姿にプロフィギュアスケーター、八木沼純子が迫る。