首が凝って睡眠中の脳脊髄液の循環が滞ると、認知症などの病気を招く!沖縄の“異色のカリスマ歯科医”がアドバイス!
コウモリは洞窟の中で寝る位置をめぐって争い、ヤギ部のヤギ・クルミがリーダーシップを発揮し、森のアカハライモリは台風で行方不明に!自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。
中国・戦国時代後期、貧家の三男に生まれた范雎は、苦労して学問を身につけ、密かに大望を抱きつつ、諸国を巡っていた。その途上、謎の佳人原声に逢う。やがて、故国魏で仕官した彼は、仕事先の斉で襄王に謁見したことが主人の思わぬ誤解を招き、極刑に処せられる。奇跡的に命拾いした范雎は、心に復讎を誓いつつ、潜伏する…。「秦の名宰相」范雎の苦難の時代を、雄大なスケールで情感豊かに描く。
「ローマは一日にして成らず」-史上もっとも繁栄した大国・古代ローマ帝国は、どのようにしてでき、滅んだのか。その広大な領域支配を可能にしたシステムとは?トロイア戦争に始まる建国神話、勇将ハンニバルとの戦い、カエサルのルビコン渡河、暴君ネロの常軌を逸した振舞いなど、エピソード豊富にその栄光の歴史を描きます。
「礼をおこたった晋は欺瞞の国になる。」苦悩の果て、覇権争いに乱れた祖国を離れ秦に亡命した士会は、君主に重用され平和な日々を送る。しかし、危難にある晋からの使者が再び士会のもとを訪れるー。徳を積み、知謀の限りを尽くして国を救った天才兵法家の一生を、多彩な人物が息づく古代中国に描きだした傑作歴史長編。
私の幼い頃、父が薔薇咲き誇る水薔園へ連れて行ってくれた。初めて会った従妹のエッちゃんも一緒に。本当は、異母妹だったエッちゃんは…。岩井志麻子著「溺死者の薔薇園」。超自然現象の起こるバケモノ屋敷で、一晩過ごすことにした男二人。そこで目撃したものは…。恩田陸著「一千一秒殺人事件」。ほか、耽美で幻想的な恐怖の十編。気鋭の女流十人が織りなす短編集。
永禄三年。三河の長い夜が明けたとき、ひとりの男児が生まれたー幼き彦左衛門がみた、若かりし天下人の素顔。今川義元が桶狭間に斃れ、松平元康(のちの家康)は岡崎城に帰還する。今川の支配を脱した元康に立ちふさがったのは、寺内町に拠る門徒宗だった。忠義を尊ぶか、信仰に殉じるか。主君と家臣、友と友、父と子にいたるまでが敵対し、信念を懸けて戦った三河一向一揆を描く第一巻。
ジヴーニャは勇者ウォルロットのもとへと去った。敗れたガユスは、失意の底でギギナとともにエリダナの街を彷徨う。一方、“古き巨人”の本隊、五体の出現で、指輪を巡る争奪戦はさらに激化。北方のモルディーンにも、暗殺の手が迫る。二転三転する嵐のような事態、誰が敵で誰が味方なのか?そして大投資家ダリオネートの黄金の野望が明らかになったとき、エリダナは最悪の戦場となる。ガユスとギギナに“古き巨人”たち、勇者ウォルロットと翼将たち、憂国騎士団が命と魂をかける!我らの現実と交差する巨大な物語、ついに終幕。
エサの費用も手間も他の動物ほどかからないヤギは個人の家でも飼うことができます。ヤギの飼い方を中心とした、ヤギ情報が満載。
霸を競う項羽と劉邦、かれらに仕え、乱世を戦った異才・俊才十人の肖像。
「かめだらけおうこくのいりぐちがめをつれてむかえにきました」家族みんなで行ってみたい!注目の作家、やぎたみこが描くめくるめく不思議な世界。
三国志よりさかのぼること二百年。曹操・劉備・孫権の活躍にもひけを取らない、こんなにも面白い時代があった。中国史上燦然と輝く名君が二千年の時を経て甦る。群雄割拠の時代、乱立する英傑らと戦いを重ね、その頂点にのぼりつめた劉秀。光武帝の若き日々を雄渾の筆で描く。
人が消えてゆくー長野、新潟、カリフォルニアで、人々が突如“消失”する怪現象が起こった。そんな中、フリーライターの栗山冴子は、ある一家が忽然と姿を消した“一家失踪事件”の謎を追い始める。18年前に父が、やはり消失ともいえる突然の失踪で行方不明となっている冴子は、一連の事件の中に、人類が経験したことのない未曾有の世界的異変を嗅ぎとるが…!?世界の基盤を揺るがす恐怖を描く、サスペンス・ホラーの傑作。