安藤美姫、荒川静香、村主章枝、本田武史、織田信成…。選手の知られざる姿にプロフィギュアスケーター、八木沼純子が迫る。
宴席でネクタイをゆるめる姿にキュンとなる。美術館の隅に座る女性にドキッとする。ダムの放水に毛穴が開く。モロとか毛とか、もうそんなエロはうんざり。日常からはみ出すささやかな妄想=「小エロ」。ついでに中2、ブルジョワ、人んちのひみつもわかった。
首につけた鈴をいばらにひっかけたやぎは、のこぎりに助けを求めますが…。
名曲「春の海」の作者はたぐいまれな名随筆家でもあった。「耳の人」宮城の魅力を伝える珠玉のエッセイを、入手しにくい本を中心に編んだ決定版コレクション。内田百〓(けん)との対談「倫敦塔を撫でる」も収録。
『死ぬかと思った』を生み出したサイト「Webやぎの目」の大人気コラム傑作選。
暴君・武烈天皇の死後、皇統は断絶の危機に瀕したが、大和朝廷の実力者・大伴金村は越から継体天皇を迎え、これを乗り切る。大和の保護領として連合体を築いてきた任那もまた、百済への四県割譲、新興国・新羅の侵攻で滅亡の危機にあった。三韓政策が転換を迫られる中、筑紫では磐井の乱が勃発。大伴氏に替わって台頭した蘇我氏は、仏教をめぐり物部氏との対立を深めていく。正史「日本書紀」から蘇る、東アジアの中の古代日本。
56の民族が共存する万華鏡国家を読み解く。なぜ、中国への好悪は両極端になるのか!?住んでみて初めてわかった彼らの素顔と本音。
壬申の乱に勝利した天武天皇は、聖徳太子以来の理想である律令国家建設へ向け、さまざまな改革に着手した。その路線を継承し完成させたのが、大化改新の立役者である父・中臣鎌足の志を継いだ古代日本最高の政治家、藤原不比等だった。大宝律令の制定、正史「日本書紀」の編纂、そして万葉歌人がその繁栄をうたいあげた平城京建都まで、日本民族の国家完成を描く。日本書紀の世界を再現した「古代からの伝言」シリーズ、堂々完結。
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とりさんがやってきていいました。ねえ、ねえ、まおちゃん、うさぎのおばさんちに、もうすぐいいことあるんだって。おさるさんちにも、ぶたさんちにも、もうすぐいいことあるんだって。もうすぐ、もうすぐ、もうすぐだって。うれしいな。
江戸時代最後の尾張藩剣術師範であった柳生厳周。その技は形を変えずに春風館道場に残っていた。初めて公開される技を含め、そのすべてを詳解。それは百年、二百年伝えていきたい日本古来の知恵と思想である。
ナチス政権下のベルリン地下潜伏から、奇跡的に生還したユダヤ人音楽家、コンラート・ラテの生還記録。主人公コンラート・ラテはユダヤ人としてブレスラウ(現ポーランド)に生まれ、1943年に21歳でベルリンに逃れた。ナチスの秘密警察や密告者の目をあざむきながら地下に潜伏したが、行動をともにした両親は逮捕され、アウシュヴィッツで殺害された。過酷な状況の中でも、ドイツ人市民たちの支援によって、教会オルガン奏者として生活の糧を得、指揮法を学び、戦後はドイツを去ることなく、ベルリン・バロック・オーケストラを結成。以降、数十年にわたり指揮者をつとめた。著者は、コンラート・ラテやその妻エレン、生還に係わった人々に綿密な取材を行い、数多くの貴重な証言を記録した。
1945年(昭和20年)8月14日から15日の二日間に発生した「8・15宮城事件」、世にいう「日本のいちばん長い日」-徹底抗戦を叫ぶ陸軍少壮将校たちが昭和天皇の玉音盤の奪取を謀って皇居を占拠したとされるクーデターで、森赳近衛師団長が惨殺される。この惨殺はなぜ決行されたのか?いつ、どこで殺害されたのか?遺体はどう処理されたのか?膨大な史料と格闘しながら真相を追っていくうちに著者は、この事件が巧妙なシナリオにのっとった偽装クーデターであることを発見した。この日本という国に、依然として残る巨大な「タブー」に敢然として挑戦する。