メイお嬢様が理人と他の執事さんを交換しちゃう!?影響されたクラリスもー!?(「執事交換1・2」)その他、理人と桜庭のチェス対決やメイお嬢様と理人のピアノレッスンなど胸きゅんエピソードが満載。そして本邦初公開!?執事たちの水泳大会にもご注目を!今回も描きおろしイラストを収録。小説オリジナル短編集の第2弾。
徳川将軍家の兵法指南を務め、その庇護のもとに発展、現代まで四百五十年近く伝わる剣術兵法「柳生新陰流」。映画『七人の侍』や柳生十兵衛の剣豪小説にも描かれている新陰流は、技より心を鍛えることに重きを置く剣術を掲げ、「天下の剣」と恐れられた。その極意をいまに継ぐ秘伝の書をベースに、厳しい時代を生き抜く勝負哲学、負けない奥義を指南する。
剣の世界を描いて右に出る者なしと言われた「剣豪小説」第一人者の精髄集。あの武蔵が強敵と呼ぶ早川典膳の秘太刀の因果とは(「秘剣」)。新陰流正統を継いだ男が、その座をなげうった勝負とは(「柳生連也斎」)。表題作二篇の他、剣の深奥を巡る師弟を描いて芥川賞受賞作となった「喪神」、剣豪が巨人軍の強打者として大活躍する異色作「一刀斎は背番号6」など、名作九篇を収める。
ソン、ルンバ、チャチャチャ…キューバ伝統音楽の知られざる歴史から、革命の島の意外な素顔まで、世界で注目を浴びる、その魅力の核心に迫る。
ハリウッド大作主義を嗤う。柳下毅一郎の痛快映画評論!『エスクァイア日本版』最長連載を誇る激辛映画批評がついに単行本化。
お笑いコンビ・サバンナの八木真澄の怪獣が増殖中!しかも、64色の色鉛筆を駆使し、すべての怪獣のカラー化に成功!笑っているうちに癒されて、あなたも怪獣を描きたくなる。一度めくったら、もう止まらない!魅惑の怪獣100体。
経済思想とは、経済理論や経済政策を方向付けている考え方です。経済思想を理解することで、現実を見る目が磨かれます。本書は、アダム・スミス、マルクス、ケインズ、シュンペーターら経済学の巨人たちの考え方を、歴史に沿ってわかりやすく解説します。「田舎ざむらい経済学と出会う」「英国女王のご質問」など興味深いエピソードをコラムで紹介します。第2版では、世界金融危機やグローバル・インバランス問題に対する経済学者たちの提言や、経済学の課題などを新たに盛り込みました。
国が、君主が、権臣貴人たちが、陰媒をめぐらし、権力と利を求めて右往左往するなかで、人はいかにふるまうか-。秦・晋・楚・斉の四大国が覇権を競っていた中国の春秋時代、斉の国で軍事の才を発揮した晏弱将軍と、その息子でのちに名宰相として斉の黄金時代を築いた晏嬰父子の見事な生き方を、激動と変転の歴史の中に描く長篇1700枚。
故国中山は自分にとって、小さすぎるのか-。楽毅の憂色は濃く、深い。四度にわたる趙の侵略。宰相だった楽毅の父は、自ら望んで死地へ赴き、中山は国土の大半を失った。だが、依然として中山の君臣は驕り、国家の存続を信じて疑わなかった…。暗澹たる状況のなか楽毅はただひたすら活路を求め、理想の自己を貫く-。苦難と闘いを強いられた男の美学を描く第二巻。
メグ・アルトマンは、10歳になる娘サラと二人でマンハッタンに引っ越してきた。それまで住んでいた家も夫も、そして妻の座も若い女に奪われてしまったからだ。これからは誰にも頼らず、自分の力で生きていかなくてはならない。元は資産家の隠れ家だったというその家には、コンクリートと鋼鉄で固められ、16台のビデオカメラと8台のモニターが設置された奇妙な部屋が存在した。決して誰も侵入させない「パニック・ルーム」と呼ばれるその部屋を見て、メグはなぜか異様な不安を覚えた。そして、母と娘だけの新たな生活が始まったその晩、事件は起こったー。
「私達は無自覚に、目に見えないi(ウソ)を必要として生きているんだよ」仲間でやってきた北海道旅行。どこか様子のおかしい雪名に、俺は歯がゆい気持ちでいっぱいだった。彼女は俺との“殺害の約束”を疑っているのかもしれないーそう思った折、町が歪み始める。現れる無数の化物。数秘術が使えなくなる雪名。NPCのように機械的な、町の住人たち。そして現れる、“虚数”の災厄の数。彼との出会いで、俺と雪名は互いの本当の気持ちを知ることになる。“数”の異能力バトル、第3弾。