飢饉をきっかけに、重税を課しおごり極める為政者を「小人に国家をおさめしめば災害並びに至る」として、民を苦しめる役人と、それに結託する商人に罰を加えようとした犬塩の評伝。
ベルリン、ヴェネチア、世界の映画祭を次々制覇。韓国映画界の奇才、キム・ギドク監督。その世界を完全解析した、全世界初のオフィシャル・ブック。遂に日本上陸。
過去、現在、未来ー生命の連続性を意識した“縦軸の哲学”が日本を危機から救う。栄えある前途をもたらす思想とは。
3分、5分のスピーチは得意でも、1時間のスピーチにはまったく違った技術と準備が必要です。いつ講演、スピーチを頼まれるか分からないあなた。1週間で、1時間スピーチの仕方をマスターしておきましょう。その方法を、元・NHK名アナウンサーが伝授。
伯爵家の令息として育った由蔓だが、融資元の十河財閥の策略でお家は没落。今では十河の御曹司で幼馴染みでもある鷹史付きのメイドにされ、夜伽もいいつけられている。囲われるような関係に鷹史を恨んでいいはずが、独占欲剥き出しに拘束したり優しい接吻をくれながら、芸者に入れこむ鷹史に由蔓は切なささえ感じて…。
会津の暴君・加藤明成の家来「会津七本槍」を名乗る七人の男たちは、主君を見限り国を出た家老・堀主水一族の女たちを男子禁制の寺・東慶寺で虐殺。そして謀反の罪で一族の男たちを処刑した。さらなる明成たちの悪行が続く中、生き残った堀一族の七人の女たちは復讐を決意。その彼女たちを助けるべく立ち上がった男がいた。その名は、“天才剣士”柳生十兵衛。
堀一族を虐殺した宿敵「会津七本槍」七人のうち四人を討ち果たし、着実に暴君・加藤明成に迫る柳生十兵衛と堀一族の七人の女たち。だが敵陣・会津で彼らの前に想像をはるかに超えた強敵が立ちはだかった。その名は芦名銅伯、会津七本槍の総帥。不死身の彼が繰り出す地獄の幻法「夢山彦」により形勢は一気に逆転、十兵衛と女たちの命はもはや風前の灯火に。
むかしむかし、「ブッキラボー」という名のやぎの3きょうだいがいました。3びきはおなかがぺこぺこ、かわのむこうのおかのうえでたっぷりたべてしっかりふとりたいとおもっていました。でも、そこへいくには、いじのわるいみにくいトロルがいるはしをわたらなければなりません。キィ、ギィ、キィ、ギィ!とはしがなります…。ポール・ガルドンが描くノルウェーのむかしばなし。
いま、寄席が面白い!注目の噺家23人115題。
ベビーシッターのやぎのさんはなきむしです。だれかがなくと、すぐなきたくなるんだって。こうえんでかくれんぼしていたら、「カコちゃんがいなーい」って、やぎのさんがなきだしました。
世界各地の美しく雄大な自然風景をまとめた写真集。
1920年代後半から30年代は、日本近代出版史の中で質の高い書物と書物文化興隆の時代で、斎藤昌三はその中心を担った人物。「愛書趣味」「書物展望」などの雑誌、選ばれた著者と内容の良さで「書物展望社本」と呼ばれる凝った限定本は、書物愛好家の中で現在でも高い人気を誇る。著者は斎藤昌三との長いつき合いの中から、その波乱に富んだ生涯と作品、そして書痴たちとの交遊を描き出す。巻頭口絵にカラー書影16ページ。
トリノ冬季五輪、華麗なる闘い。美しいジャンプを支える身体能力、身体能力を高めるトレーニング、トレーニングを続ける選手の気迫、気迫を導きだす指導者たちの姿。その全てに迫る。
今では早期(乳幼児からの)教育や聴能(補聴器を使って、聴力を活用する)教育が当たり前になっているため、ひととおりの指導技術をおぼえれば、むかしのような無理や、苦しみなどをあたえなくても、だれでも発音・発語指導を行なうことができるようになっている。本書では、高い指導技術を求めないようにし、むずかしい指導の仕方はやめて、ごく、当たり前の指導の仕方(コツ)だけで構成されている。