ハイデッガーは果たして宿敵ニーチェを読み破ることができたか?「最後の形而上学者」の偉大と限界、栄光と挫折とを、比類ない精確さと執拗さをもって解き明かした名講義の定評ある翻訳。
現在、学校は、多くの問題を抱えているが、それでもなお、学校で学ぶ効用は、多くのマイナス面を差し引いても、はかりしれないものがある。その学校で学び、さらに学校を出て「仕事」のために学ぶ意味は何なのか?効果的に学ぶ学び方にどのようなものがあるのか?-筆者ならではのユニークな視点で、実体験を交えながら、「老若男女を問わず、懸命に学ばなければならない時代」における“学ぶことの意味”を問う。
この世ならぬ美への憧れ、だがこの地上にその希いを適える術はあらかじめ失われているのだ…。未完の傑作『蒼白者の行進』、北軽井沢を舞台にした奇蹟の消失劇『光のアダム』、短篇『重い薔薇』『薔薇への遺言』、来歴を鏤めた『薔薇の自叙伝』等を収録。手を一閃して、虚空から花を掴み出すひと、流薔園園丁の供物。
戦後日本の生物学界に「ルィセンコ論争」と呼ばれる事件があった。1928年に始まるソ連農業の社会主義化・集団化以後、スターリンのお墨付きのもとにメンデルの近代遺伝学を否定し、獲得形質の遺伝を唱えたルィセンコの学説が、民主化を求める戦後日本の一部に熱狂的な支持を集めるところとなり、激しい論争を引き起こしたのである。本書は、ソ連における遺伝学論争が戦後日本の生物学・思想界にもたらした影響と、それにともなう深いイデオロギー対立の全貌を明らかにし、それを分析・批判した一種の「白書」であり、政治と学問の関係を問うた労作である。
元気の出るラブ・ストーリー。パチリ、13枚目の写真のゆくえは…。
寝床で腹這いになって地図を広げ、山や湖、海辺へと、地形や風景の面白さに誘われて途中下車を繰り返す、不思議な道連れとの二人旅。日記と手紙で綴られた、1962年5月ー北海道の旅。
読みやすい!弾きやすい!一曲が見開きページに収められていますので、曲の途中で楽譜をめくる必要がなく、初心者の方でもとても弾きやすい装丁になっています。なんて美しい曲なんだー映画『シャイン』のモデル、デヴィッド・ヘルフゴットがあまりの美しさのために涙を流しながら演奏した深見東州のオリジナル作品集。
「守成」の時代にいかに組織を活性化するか。リーダー学の教科書から読み解く民主主義時代の「帝王学」。
結婚・出産・子育て、そしてどう仕事を続けていくかあなたは自己決定できますか?わたしらしく生きるために、共働きのライフプランをどう決めていくか。