ゆかりの各地を訪ねて今に残る風景や暮らしを見つめ、良寛・一休の実像に迫った紀行文学の名作二篇を収録。貧困や腐敗が横行する現世を飄々と生きながら、人々の心をとらえて離さない和尚たちの葛藤や心のつぶやきを海鳴りの浜辺で、古堂の軒先で、街路のかたすみで聞く。
華麗にして緻密なサウンドで世界中を魅了したロックの貴公子クイーン。不世出のヴォーカリスト、フレディ・マーキュリーの他界した後もファンを増やし続けるスーパー・グループを徹底分析し、彼らが残したすべての音源を掲載したハンド・ブック。
学界の第一人者である著者による『刑事手続法』決定版。学説の発展状況と詳細な判例分析とともに立法経緯・刑事司法の実態も織り込まれており、刑事訴訟法を学ぶすべての人に是非読んで頂きたい一冊。
本書の内容は超臨界流体反応法の基礎を理解するための「超臨界流体の基礎」、超臨界流体中における化学反応、特に超臨界水中の反応、酵素反応、固体触媒反応、均一系触媒反応、超臨界メタノール中の反応をまとめた「超臨界流体反応法」、超臨界流体反応の解析法を主にまとめた「超臨界流体利用・分析」、さらに超臨界流体利用法の可能性を示す「応用展開」の4章からなる。
TVシリーズ、劇場版の名場面を膨大なスチールで紹介「555メモリアル」。設定デザイン画も収録「全キャラクター・全ライダー・全オルフェノク紹介」。3つのベルトの軌跡「EPISODE OUTLINE」。スマートブレイン社が生み出した技術の結晶「Rider’s Gear Technology」。物語に登場した“全て”を網羅「仮面ライダー555用語辞典」。
山下トリオが行くところ、何かが起きる…。一九七〇年代、時代は混沌としていた。山下トリオはそんな混沌に乗じて、ジャズ本来の場だけでなく、フォークやロックのフェスティバルへ。異質な場に果敢に踏み込み、風を呼び、雲を呼び、嵐を呼ぶ。旅日記三編に加え、「ブルー・ノート研究」を収録。
世の中の波から取り残された田舎街で、生まれ故郷の首都モスクワでの在りし日の華やかな生活を夢見つつ暮らす三人姉妹。日々の生活が一挙に好転することもなく、劇的な生活の変化もなく、現実に封じ込められてバラ色の幸せからは遠ざかるばかりの姉妹。絶望の一歩手前で永遠に立ち尽くす現代人の心を深く貫いて今も生きる名戯曲。
紆余曲折しながらも、ひるむことなく進化し続けるバンド、エアロスミス。熱気と興奮をファンキーかつハードなロック・サウンドに封じ込め、いつの時代も新しいファンを開拓し続ける彼らの魅力とは?これまでの長きにわたるバンド活動を、詳細なデータとともにまとめた一冊。
乱立する高層建築、街中に張り巡らされた電線、均質な郊外風景。戦後の日本で、経済政策優先の都市開発が生み出した無味乾燥な“景観”を私たちはどのようなものとして受容してきたのか。マンション景観訴訟や景観法、景観行政などの従来の政策や議論が見落としがちな景観の社会的な意味や歴史的な形成過程について考察して、景観を語る言説に刻まれている歴史性や政治性を具体的に浮き彫りにする。生活者の主体性を排した都市計画や、理念への羨望と現実での絶望との間で循環する議論を回避して、近代日本で“景観”がどのように形成され変容し、そしてその過程でそれをどのように内面化してきたのかを探ることで、新たな景観論を展開する論考集。
初代『DOA』のキャラクターイラストから、最新のCG、またゲーム雑誌の表紙を飾ったものまで、記憶に残るイラストを多数掲載!『DEAD OR ALIVE』の歴史を1冊にまとめてお届けする。ビジュアル、設定資料から、開発者Team NINJA板垣伴信氏のインタビューもあり、読み応え十分。ファン必携の1冊に間違いなし。